オイラは前乗りチャリダーである。
約1年にわたり、試行錯誤しながら自分が乗りやすいサドル位置を探っている内にかなり前に出すようになった。
世間で言う標準的なサドル位置よりもかなり前に出しているようだ。
だがそれで具合が良いので、修正する気も無いし、必然性もない。
ひとつだけ気になるのは信号待ちなどで止まったときだ。
サドル先端からステムまでの距離が当然短くなっている関係で、トップチューブをまたぐように立つと窮屈なのだ。(苦笑)
後ろからサドルの先端がケツをつんつんしてくるし、前はフレームバッグをトップチューブの上に付けている関係で、お○ん○んはバッグに乗り上げる感じとなる。(爆)
上り坂でシッティングで脚を回す場合はサドルの先端に座った方が回しやすいが、その時のポジションを再現するとサドルのノーズ部分というのは基本的に遊んでいる。
要するに前に座っているつもりでも本当の先端部分はなにも仕事をしていないのだ。
だったらサドルの先端は不要と言うことになる。
ネットでちゃり関係の情報を見ていると最近はショートノーズのサドルというのが一部で広がりを見せているらしい。
スペシャライズドのなんとかっていうサドルが奔りらしいし、シマノプロからも似たようなものがでている。
セライタリアからもブーストシリーズというショートノーズモデルが発売された。
ショートノーズなら上述の窮屈な思いはしなくて済むかもしれない。
セライタリアのSP-01ブーストにちょっと興味があったが、サドル中央部の穴がでかすぎる気がして躊躇している。
通勤用のキング号に付けているサドルがけっこうでかい穴が空いているタイプなのだが、お○ん○んの逃げがあるのは良いのだがケツを受け止める面積まで減っているため、座面の面圧が高くなっている気がしているのだ。
通勤程度なら問題にはならないが、ロングライドとなるとケツが痛くなりそうだ。
いろいろ調べている内にこれがオイラのケツにもフィットしそうなサドルを見つけた。
プロロゴのディメンションというサドルだ。
ショートノーズで通常のサドルよりは20~30mmくらい短いし、幅は143mmということなので今使って居るセライラリアのフリートとほぼ同じ。
形状もフラットタイプなので現状のおいらの好みに合っている。
薄手のモデルなので軽いし、見た目もかっちょいい。(^^)v
諭吉さんが1.5人程度するが、海外通販サイトの中で最安値だと1人で済むところを見つけたので思わずポチってしまった。
それがようやく届いた。
これが世間で言う、サドル沼 って奴なのかもしれない。(爆)
比べてみると全体に薄めの作りで無駄な贅肉がなくてかっちょいい。
上がプロロゴ・ディメンション、下がセライタリア・フリート
何はともあれ、さっそく取り付けてみた。
むむ~ん。
見慣れるまでは少しだけ違和感があるかもしれないが、室内でまたがってみた感じは悪くない。。。
座面が今までのセライタリア・FLITEよりもフラットな感じだ。
週末に少し乗ってみた。
信号待ちでまたがるようにしていたあと、青信号でこぎ出すときに、たまにサドルノーズがレーサーパンツのパッドに引っかかって、パンツをびよ~んと引っ張っていたのだが、それがなくなったのは素直にうれしい。(^_^)v
別に引っかかったからと言ってレーパンが脱げるわけではないのだが、さくっとサドルに腰を落ち着けられないし、何よりもそれを繰り返す内にレーパンに穴が空いてしまいそうな気がしていた。(苦笑)
そんなストレスから解放されたのだ。(^_^)v
肝心の座り心地だが、けっこう良い感じだ。通常のポジションでケツが落ち着く位置がフラットなのでケツ圧が少し下がっている気がする。(^_^)v
正確に言うとパッドが厚い訳でもないため、座り心地が良い訳ではないのだが、フラットタイプ故に実際に仕事をする座面が広いので固い座面と面圧の相殺効果で結果的に今までのセライタリア・フリートとほぼ同じ座り心地を再現している。
あえて言うならば固い座面のために座骨部分の負荷は少し高めだが座る位置を時々前後にずらせてやれば問題ない。
サドルの角度はもう少し乗り込んで微調整がいるかもしれないが、100km程度の距離なら適当にポン付けした状態でもOKだ。
ひとつだけ特筆できるのは尿道への圧迫がほとんどないことだ。オイラはどのサドルでも多少はお〇ん〇んのつけ根を圧迫されていたのだが、皆無と言ってよい。
ついでに書くと、先日書いたようにハンドルを少し手前にセットしてあったが、それでも盆栽パンダ号時代よりもまだ少しハンドルが低めである。ステアリングコラムのカラーを入れ替えるとあと5mm程度は部品交換せずにハンドル高さを上げられるため、サドル交換と同時にやってみた。
これでもサドル上面よりもハンドル正面の方が2、3cmくらい低い感じだ。
フラットな道を走る分には変化を感じない。
登りのダンシングでは僅かに太股がハンドルに触れる回数が減ったようだ。
オーバーオールではほぼポジションはこれで決まったようだ。あとは上述のようにサドル角度の微調整をするかも??というレベルだ。