ブルーサンダー号・最強ツアラー化計画・その1 | 木馬の四方山ばなし

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オイラの愛車、

ブルーサンダー号

ヤマハのWR250Rというオフロードバイクである。

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現在、国内で販売している国産オフロードバイクの中ではダントツの走破性能を誇る。

45←深い意味はありません。

オイラはこいつで北の大地を走り回るのが大好きである。本当は近場で走るところがたくさんあれば良いのだが、今どきは何処の林道も舗装化はすすむ一方だし、それ以前に通行止めばかり。(通行止めにするようなところを舗装してどうするんだろうねぇ・・)

勢い、大自然の豊富な北へと足を向けざるを得なくなる。だが、そうなるとどうしてもロングツーリングとなり、日帰りのような荷物では済まなくなり、大きく重い荷物になってしまうのだ。

そのためにブルーサンダー号にはへなちょこな純正キャリアでは無く、ラフ&ロードのしっかりとしたキャリアをつけている。このキャリアに20年近く使って居るツーリングバッグを縛り付けて走るのだ。

このバッグもラフ&ロード製だ。使いやすいので未だに愛用している。ほつれたところを修繕しながらという感じだが。(苦笑)

容量的にもテントと寝袋持参のキャンプツーリングでも対応可能である。但し、ひとつだけ不満を言うならばすべてをキャリアの上に積み上げるため、どうしても重心が高くなるのがイマイチ。

オイラは林道をメインに走るし、単独行動だ。だからマシントラブルには自分で対応するしか無い。そうなると車載工具なんかじゃとても信頼できず、きちんとした工具を一式持ち歩くことになる。これが重いんだな。。。

普段オイラが持ち歩くのはこんな感じ。

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スパナ、メガネレンチ、小型のモンキーレンチ、プライヤー1/4インチのソケット一式とラチェットハンドル前後のアクスルナット用レンチを兼ねたタイヤレバー、エアポンプ、エマージェンシースタンドetc.

これだけ持ち歩くと荷物の重量の内のかなりの割合をこの工具が締めることになる。少しでも軽くするためにソケットは自宅で使っている3/8インチサイズでは無く、あえて1/4インチサイズをそろえてある。だが、それでもこの工具一式で4.1kgある。

だから、この重たい工具を左右振り分けのサイドバッグに入れられるとかなり重心が下がり、積載状態でもオフロード走破性がさらに高まるはずなのだ。

昨年の秋にこんなものを見つけた。

http://rough-and-road.weblogs.jp/skouhou/2012/07/2012%E5%A4%8F%E6%97%85-%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E4%BB%95%E6%A7%98-xr250r-%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F-%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E9%96%8B%E5%B9%95%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AD.html


ラフ&ロードの広告ページである。しかもここで使われているのはオイラの愛車と同じWR250Rだ。

このバイクはサイドカバーが極小で、右側はマフラーが剥き出しで樹脂製のヒートガードが付いているだけ。左側には何も無い。だから、サイドバッグを使うことを考えたときにはいくつか心配点がある。


1、熱害

特に右側がマフラーをバッグで覆ってしまうため、バッグの耐熱性と中身の保護性能が問題となる。

2、固定

左側はバッグを押さえるところが無いため、ぶらぶらと揺れてしまい、内側に入り込むとタイヤに接触してしまう可能性がある。


こんなところを心配はしたのだが、従来から信頼を寄せているラフ&ロードの製品だし、その広告ページにオイラの愛車と同じバイクでの装着例が掲載されているので、きっと大丈夫だろうと思い、ものは試しと買ってみた。昨年の秋のことだ。


そして、今更ではあるが5月連休中に林道ツーリングで使ってみた。

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真夏並みとまでは言わないが、最高気温は25℃程度まで上がる陽気の中で林道走行をはじめるとやはり焦げ臭いので途中でチェックしたところ、樹脂のヒートガードが熱で柔らかくなってしまい、バッグの重量に押されてマフラーに密着し溶けていた。

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おまけにガードがガードの役目をしないため、バッグもマフラーに密着して穴が開きかけていた。

ヽ(´ー`)ノ ハア


樹脂のヒートガードの耐熱性までは気が回らなかった。orz

ここに市販の金属製のヒートガードでもつけていればもう少し持ちこたえたかも知れないが後の祭り。

さらに左側を見ると特別な固定はせず、あえてそのままで走ったため、予想通りタイヤにこすれて内側の表皮が既に破れはじめていた。

林道突入後わずか10km程度でこの体たらくだ。

これでは真夏の林道を延々と走るような使い方では到底もちそうもない。

舗装路を普通に走るだけなら良いのだろうが、オフロードを走ると凸凹なので荷物も大きく揺れるし、平均車速が低いので熱の影響をもろに受けるのだ。


この日はとりあえず帰り着くまでは、溶け始めたヒートガードに木の枝を差し込んでとりあえずバッグが直接マフラーに触れないようにして帰ってきた。


帰宅後、固定方法を考えて見たがどうにもオイラの使い方ではこれだという決め手に欠ける。それに肝心のバッグには既に左右共に穴が開いてしまったこともあり、潔く諦めて粗大ゴミ行きとなってしまった。けっこう高かったのに、たった1回でお釈迦になるとは・・・とほほ。


だが、懲りずにさらに色々物色すると、ジャペックスが輸入しているこいつを見つけた。


http://www.japex.net/wolfman/items.html


ウルフマンモーターサイクルラゲッジというものらしい。オフロードバイク専用設計とある。
これならば左側は心配なさそうだ。
問題は右。
WRの場合、前述のようにサイドカバーが無いためヒートガード越しとは言え直接マフラーにバッグが乗ることになる。そうなると放熱性とヒートガードの耐熱性のバランスで今回と同じことが起きるのは目に見えている。

但し、バッグがR&Rのもののように縦長では無く、前後に長く縦方向にはそれほど長くない点がすくいである。熱がこもりにくいはずだ。

ずいぶん前に購入を検討したことがある、ゼッケンプレート一体の大型サイドカバーを併用すればナントカなるかも知れない。

http://www.webike.net/sd/19808130/

それに加えて、バッグの重量でサイドカバーをマフラーに押しつけないように内側に市販の金属製ヒートガードをつけておけばいけるかも知れない。

そう思ってまずはバッグを発注してみた。


to be continued・・・・・