ブルーサンダー号 | 木馬の四方山ばなし

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久しぶりにブルーサンダー号のことを書こうと思う。

ブルーサンダー号とはヤマハWR250Rのことである。
2010年秋に発売された2011モデルに乗っている。たまに動態保存のために近所を走り回る以外は滅多にツーリングも行かないので、基本的には夏の北海道ツーリングがメインとなる。
オドメーターは18000km近くまで来ているが今のところ特に不具合は無い。
最大の不安は燃料ポンプ。既に2回のサービスキャンペーンを受けた。サービスキャンペーンというとソフトな感じだが要するに仕様上の不具合があるので無償で対策品に交換しますと言うことなのだ。
しかも2回っ!!
だいぶ前に案内が来て交換したのにその後、さらに1年くらいしてまた案内が来た。あっちっちになったときにポンプの内部の可動部がガソリンと高温で膨潤してクリアランスが不足して固着すると言うことらしい。要するに燃料噴射式のエンジンにおいて燃料ポンプが止まるのは致命的な重大事象なのだ。
材質が樹脂らしいのでおそらく材質変更もあるのだろうが、基本は膨潤しても固着しないだけのクリアランスを確保するのが対策なのだと理解している。要するに最初から隙間を大きめにしたと言ってしまうと簡単かも知れない。(苦笑)

だが、その影響だと思われるが特に冷間時の始動にコツが必要になった。メインキーをオンにすると燃料ポンプがクゥ~っと音を立てて数秒間まわる。これで燃料噴射に必要なだけの燃料圧をあげているのだろう。だが、以前は一発で始動出来たのが、2回目のポンプ交換以降はかからなくなった。数日以上放置したあとはこの傾向が顕著だ。おそらくはじめから隙間を広げてあるポンプが冷えているときにはスカスカであるが故に圧力を上げきれないのではないかと推測している。
ならば、メインスイッチをオンにしてポンプが一定時間まわったら、一度オフにしてから再びオン。するともう一度ポンプがまわる。これをやることでスカスカのポンプでも始動に必要な燃料圧力まで上げることができるのでは無いかと思っている。現にこの方法を見つけてからはすぐに始動できるようになった。(^_^)v
もう一つ不安があるとすればエンジン本体。特にチタンバルブを採用しているため、頭周りの耐久性には正直不安は残る。
オイラのブルーサンダーはレースなどに使ったことは無く、林道ツーリングばかりとは言え、今年の夏のツーリングを終えたら2万kmを超えるのは間違いない。そうすると頭周りの不安は残る。今年の夏に北海道を走ってくると間違いなく2万km超えとなる。まだしばらくは大丈夫だろうが、いずれ頭周りのO/Hが必要になるだろうなぁ。