ブーツ修理 | 木馬の四方山ばなし

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先日の林道ツーリングの際に壊れているのに気づいた、愛用のブーツ。


ガエルネ・ED-PRO




boots



皮が柔らかく、フィット感がいい上に、ビブラムのタンク底(登山靴みたいな靴底のこと)を持つので、どろどろのエンデューロや林道ツーリングに適している。





購入後、5年程度だろうか?


それほど使い込んだわけではないが、やはり樹脂は経年劣化を免れないらしく、バックルベースの樹脂が割れてしまっていた。



broken boots





ちなみに今まで使用してきた(している)歴代のモトクロスブーツはこんな感じだ。








ガエルネ:ビクトリー

ファクトリー・ベア:130B

アルパインスター:Tech7ファンシー

ガエルネ:ED-PRO

ガエルネ:Fastback

ガエルネ:ED-PRO




ファクトリー・ベアはガエルネに委託生産していた国産ブランドなので実質的にはガエルネだ。

結果的にテック7以外はすべてガエルネを履いてきたことになる。




アルパインスターの方が足首の保護機能などに優れていると友人たちは言うが、ボクの感想としては選ぶモデル次第・・・ということである。


テック7はどうということもない感じで高いばかりだった記憶がある。しかも、樹脂パーツが多く、樹脂が崩れるように割れまくったので、オフ初心者にあげてしまった。




そんな経緯もあり、オフロード用のブーツは最近は、ガエルネばかりだ。

ガエルネはイタリア製のブーツだが、輸入品では唯一、日本人向けの木型(足型)を使った日本向けモデルを作ってくれているブランドだ。比較的足にフィットするというのも選択する理由の一つだ。








今回、割れたのはリストの上から4つ目のED-PRO。

3つ目までものもは捨てたか、人にあげたのですでに手元にはない。




ちなみに18の時にバイト代をためて買った初めてのオフロードブーツが、ガエルネ:ビクトリーだった。


http://www.uas.co.jp/gaerne.htm




victory






驚くのは当時から値段がほとんど変わっていないこと。

初めてのブーツは3万8千円した。今でも忘れない。数ヶ月分のバイト代をつぎ込んだ。かれこれ20数年前のことだ。




しかし、最新モデルのED-PROも実売価格は3万円台の後半だ。


なんかちょっと不思議な感じがする。もっともトップモデルに関して言うと、5万くらいするけどね。


それにしても、バイク用品で言うとヘルメットなんかは昔と比べて確実に高くなっているが総じて、革製品に限らず、クローズ類は値段据え置きか、むしろ安くなっていた。

グローブも昔は総革で1万円が相場。最近は合成皮革や布製が主流だが、これだと5千円程度。

ゴアテックスのジャケットなどもずいぶん安くなった。










話がそれたが、壊れたブーツ。




割れた場所が一番大きな樹脂パーツだったので修理不能かとも思ったが、だめ元で輸入元のジャペックスに問い合わせをしていた。


するとバックルベースの樹脂を全部取り去って、ひとまわり小さい樹脂のバックルベースを縫いつけることで修理可能だという返事がきた。


こんな感じにするらしい



repair






しかも片足、2100円でできるという。


おおーっ!!さすが、ジャペックス。

これがアルパインスターやSIDIだったら絶対に修理不可能という回答が来たはずだ。


返送料込みで4750円(両足)

リペアセンターへの宅配便の代金が、1060円





都合、やく6kでブーツが直るなら安いものだ。

夕べ、早速、リペアセンター向けに発送しておいた。




新しいED-PROも買ったので、現役のMXブーツは3足となるが、用途に応じて使い分けることにしよう。




boots history



修理するED-PROは古いモデルなのですねの太さが足りず、ふつうのニーシンガードは入るが、ニーブレイスはちょっと厳しい。

よって修理品は
町乗りやツーリング用。


残る二つ(ファストバックと最新のED-PRO)は、最新モデルなので、ニーブレイスを装着した状態でもブーツに足が入る。

フラットソールとビブラム・タンク底の違いがあるので、コースのコンディションによって使い分けることになるだろう。





ますます、オフロード熱が加速しそうだ。(爆)