こんにちは
井上真里です。
今年は瀬戸内国際芸術祭の年🚩
瀬戸内国際芸術祭の粟島で人気の漂流郵便局が
2015年にロンドンでも開局されました
2012年、粟島で漂流郵便局が見られると見聞きし
船に乗って行きました
この頃からすでにファンの1人です。
会期だったので、船乗り場も列ができてました。
友人や知人、家族と共に行く人が多かったですね
私はだいたい1人で行く派なので
この日も単独行動でした。
粟島の秋はほんのり哀愁がありました。
でも、その分人と島との結びつきが強い
そう思いながら歩きました。
漂流私書箱から気になるハガキを取り、
何枚か読んでいました
ハガキが辿り着いた先はここの郵便局ですが、
きちんと誰に充てたハガキか書いてあって、
「たくさん読んで帰ろう。」という思いは
見事にうちくだかれました
ハンカチなしに読めないんですよ・・・。
1人で行ってるし、号泣のち抑えられる自信もなく
そんなこんなで数枚しか読めなかったというオチです。
「・・・ばあちゃんの漬けた梅干しがまた食べたい」
ここにはいない人への思いをつづったものが多く
書いた人の本音しかなくって、
1枚1枚、心に波紋が沁みわたるかのようでした。
大事な人との思い出の記憶、
家族だった大切なペットへの温かいことば
遠方でなかなか会えない人への邂逅、
まさに思いの標本箱だなぁと
ふと手に取ったものを読むと
ビブリオマンシーのように
トンネルのその先が見えるかもしれません。
ってことで、瀬戸芸は今年あります。
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