まずどこから話すべきか考えると
作業場物件の話からになる。
初めての個展(2017)と2018年個展の時は木工関係の仕事をしていたので、機械を使わないと出来ない作業は仕事の休憩時間に行い、家でできることを仕事終わりと休日に1K(7畳)の家で足の踏み場もない程に床中に材料や工具、そして部屋中木埃だらけで生活をしていた。
然し,2016年頃からずっと作業場のある物件を探していた。
最初は職場へのアクセスのしやすい地域で探していたが本当に何年も出てこず、土間の店舗付き物件を見つけても、音の出る木工作業はダメな所がほとんど。
木工作業の条件として
・重い木工機械を置くために土間であること
・木工機械の音出し作業可の物件
がある。
“アトリエ”で検索しても、建物の何階かであったり、絵描き向けの物件ばかり。
“音出し可”で検索すると、楽器系の物件ばかり。
“工場”で検索すると、20畳以上の町工場のような広い物件で、家賃も何十万。
つまり、かなり限られた物件なのだ。
そして職場へのアクセスを排除して検索を始めて1年くらい。
今の物件が出てきた。
作業場だけだとしても本当に見つからないレベルの家賃と広さ。
そこに、まさかの店舗...
そして、持て余すほどの部屋数(ここに関しては部屋数3つ程いらないから、もう少し家賃安ければ、この家を維持し続ける苦しみは本当に減る...)
ひとまず、作業場として使える部分の防音工事。
内装の仕事をしていたことがこんなところで活きる...(一生懸命働いて学べること学んできてよかった。)
そして、せっかく店舗があるのなら...
ここからmokukomが始まる。