闇の中に、光をみつけて肉体的な死。心の死。朽ち果てていくその先に、内なる光を見出し、再生される自己。光あれば闇あり。闇あれば光あり。闇は抱えるものではなく、そこにあるもの。遠くにある一点の光を目印に、ただひたすらに鼓動を感じる。身体が、命のリズムを刻む。ドクン、ドクンと大地を揺らす。風を纏い、水の様に流れ、火のように魂を燃やす。万物の理に、我ら人間も抗うことなど出来はしない。