阪神・淡路大震災から今日で17年目なんですね。
早いなあ。
あの日、東京駅にいました。
騒然としていて、東海道新幹線は止まっていて。
始発の新幹線に乗っていて、車内で爆睡していたので、何が起こったのか全然わからなかったんです。
そのあと、テレビを見て驚愕しました。
崩れた高速道路にバスがひっかかっている映像が今でも脳裏に焼き付いています。
大きな大きな震災でした。
しかし、正直なところ、数カ月もすれば遠くのお話しに感じていきました。
東北からはとても距離感がありました。
ところが…昨年は東日本大震災。
他人事ではなかったのです。
より甚大な被害が東北の地を襲いました。
そしてそれは現在も続いています。
今更ながら、阪神淡路大震災で亡くなった多くの命の御冥福をお祈り申し上げます。
東日本大震災後、原発の問題が浮き彫りとなり、考え込むことも多くなりました。
みなさんは原発についてはどうお考えですか?
私は正直混乱することが多いですね。
どの情報が正しいのかなんてわかりません。
私達の世代は今のところ戦争も飢饉もなかったけど、今また別の脅威にさらされている。
目に映らないくせにあっというまに世界中を、さらにはまだ生まれぬ未来までも蝕む脅威。
原発は本当に必要なんでしょうか。
私は
こんなに危険を孕んだものが無くなった場合の生活を受け入れたいと思っています。
どのくらい不便で大変な生活になるのかわからないんですけど。
世の中ってそんなに競争しながら
勝ちながら生きていかなくてはならないものなんでしょうか。
世界はどこに向かっているのかなあ。
豊かさってなんだろうなあ。
人は基本
幸せになるために生まれて生きていくものだと思います。
じゃあ何が幸せかって話になっちゃうんですけど……
それは昔からたくさんの方々がそれぞれに説いていらっしゃると思います。
お金で買える幸せはお金が無くなったら消えるのかな。
原子力によってもたらせる幸せは、原発がなくなったら無くなるのかな。
何もなくてもここにある幸せは
いつでもそこにあるものではないのでしょうか。
生まれてくるのも死ぬ時も一人。
どうかあなたが幸せであるように。
悲しいことやつらいこと
淋しいことや苦しいことはあるけれど
それは「不幸」ではないのです。
... なんだ、私はちゃんと「幸せ」ではないか。
気づくのが遅くても
気づいたら誰かにおすそ分けをしよう。
その誰かも気づいたら
みんなと分かち合えばいい。
阪神淡路大震災、17年目に思うことをつらつらと書きとどめてみました。