
岩手県管工事業協同組合連合会のみなさんの炊き出しです。
簡単に言うと、岩手県の水道屋さん達です。
まず、旗を立てて。

家では料理しないよ!というお父さん達(失礼 笑)が奮闘しています。


おじいちゃん?も奮闘中ですが、組合の偉い人です笑

避難所のやんちゃ坊主、カイリ君も出来上がりをまっております。
今日のメニューは豚汁うどん。
出来上がるまでの間に副会長の伊藤良一さんにインタビューを。

久慈市は大火や津波を経験した災害の街だとおっしゃっていました。
野田村は死者は少なく、報道されることも他所と比べると少ないのですが、浜は壊滅していました。
家を失った人たちが避難されております。
伊藤さんはやはり何より、我々の仕事は水を提供することと力強くおっしゃっていました。
「命を繋ぐ水をできるだけ早く、安定した供給をすることに集中しています」
給水作業も大変な仕事です。感謝。
また災害孤児についても胸を痛めていらっしゃいました。

水道屋さん達の炊き出しが完成しました。

ボリュームたっぷりの豚汁うどん!
あまりの多さに久慈工業の生徒さんにもふるまいました。

温かくておいしい父さんの味?かな笑
この避難所は久慈工業高校の合宿施設なので恵まれている環境の避難所に思います。
家族単位で個室(畳の和室)もあり、トイレやお風呂も男女別、洗濯機もあります。
50人と人数も少ないです。
みなさんは家を失っておられますので先々の不安や、方向性が見えないので動きが取れないことなどを語ってくださいました。
物資は足りてはいますが、細かいものが重宝がられます。
このたびはRAGファンの薬剤師さんが送ってくださった体温計が喜ばれました。

野口様、ありがとうございます。お届けしました!

避難所生活、先が見えない不安と焦りはここでも同じです。
早急に指針を打ち出してほしいものです。
今回の炊き出しは淡々と行われ、給食という感じでしたが、このような活動が長く行われることが大切。
この淡々とした様子がむしろ日常的でいいな、なんて思いました。
さまざまな団体がこうして地道に支援を続けています。
報道はされませんし、控え目ですが、みなさんの息の長い支援がこれからもっと大切になることでしょう。
それには自分達も息切れしないよう、負担が大きくならないようにしていく工夫も必要です。

水道屋さん達、お疲れさまでした!
みなさんのおかげで野田村まで出向くことができました。
ありがとうございました。
~負けるな東北!僕らは故郷をあきらめない!~
at the circle☆繋がってる僕ら。頑張れの火でありがとうを灯す運動