Toshlさんが、CRYSTAL MEMORIES について書いてくださっています。
最初は公演の時にはオリジナルキーよりも二音低いGのキーで歌うことに決めていたのだけど、リハーサルの時の結弦さんの美しい汗まみれたあどけない顔を見て、元のAのキーで歌うことを決心したということでした。
公演はすべてAで行ったので、逆にGで歌ったのは、このリハーサル映像のみなのだそうです。
羽生さんの全力な姿にToshl君も自分の最高の姿で挑戦されたのだということのわかる貴重なお話でした。
ToshlさんのCRYSTAL MEMORIES の歌声を、仙台で初めてお聴きした時、その高温の澄んだ美しさに心を奪われる思いでした。どこまでも澄み、どこまでも天井に届くようなそして煌めき輝いている聞いたことがないような歌声でした。羽生さんの演技も美しく、そしてしなやかな中に強さを感じるようなもので本当に心奪われるものでした。
羽生さんは、Toshlさんに捧げる積もりで滑るので心のこもったものになるといいとインタビューで答えておられました。
結弦さんの姿に何か感じるものがあってキーを変えるっていうリスクをとられるということ、そのような互いに高め合うようなお二人の演技だったからこそ感動したのだなと思いました。
このビデオにあるリハーサルのGのキーで歌っておられるToshlさんの声もとても美しい歌です。オリジナルキーよりも二音下がってもやはり美しいToshlくんの歌声にも逆にすごいなあと思う気持ちもしました。どこが裏声でどこが地声なのかそこの境が全くわからないような美しい声をしておられるからこその七色の声がだせるということなのでしょうか。歌う歌によって感じが全くちがいます。
FaOlが終わって随分たってもToshlさんのブログによって公演の裏話などを聞かせていただけるのがとても嬉しく思います。