第8旅第10章:昭和駅 | もこ太郎の平成阿房列車

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扇町駅 からの折り返し鶴見行き列車に乗り込む。

乗客はほぼ全員、私と同じく扇町までやってきて、そのまま折り返す鉄道ファン達だ。


列車はゆっくり発車する。

旅客用の線路の西側に、何本もの貨物用の線路が南北にのびているのが見渡せる。


そして、あっという間に隣の駅に到着した。

この駅にて下車してみる。



「昭和(しょうわ)駅」




単式ホーム1面1線、そして小さな駅舎を有している。

ホームには木造の上屋が掛けられている。

カーブの途中にある駅の為、ホームは大きく湾曲している。




改札には、簡易Suica改札機と切符の回収箱、というお決まりのパターンだ。




鄙びた感じの駅舎ではあるが、やはり昔は有人駅だった名残が伺える。




この駅の出入り口の目の前には、昭和電工の工場の入り口がある。

この駅の利用者の殆どは、この工場の従業員なのであろう。




駅名の由来も、その昭和電工からとったもの。


と、ここまで鶴見線すべての駅名の由来を述べてきたが、その殆どが非常に特徴のあるもので、1つ1つ紹介せずにはいられなかったことに謝意を表したい。



残す駅もあと1つとなった。

ここで、最後の徒歩移動を行う。


まずは、線路と並走する道路を北上する。

駅を出てすぐのところで、貨物専用と思われる線路が道を大きく斜めに横切っている。

踏切も設置されているのだが、この線路は使われることはあるのだろうか。


運河に架かる橋を渡り終えたところで、線路は左にカーブし、道は北上を続ける。

残念ながらこの先は、線路とは離れて移動する。


道の先にはさらに大きな陸橋が架かっている。

陸橋の下には、どうやら貨物用の線路がひかれているらしい。


陸橋の頂上まで来ると、巨大な郵便局の建物が姿を現してくる。

北上を続けていると、東西に延びる幹線道路に出る。

その道路の上には、首都高の高架が架かっている。


幹線道路に沿って、西に進む。

道路の南側には、高架の貨物用線路が並走しているようだ。

このような光景が広がると、非常に近代的な印象が伺える。

鶴見線沿線には無い光景だ。

歩道には、少し赤みを帯びた樹木が並ぶ。




太平洋の海沿いに位置するこのあたりにも、紅葉前線は迫ってきている。

徒歩でなければこのような光景も望めない。

雨の、そして近代都市の真っ只中での紅葉散策も、意外な風情があるものだ。

思わぬ発見ができて、少し得をした気分だ。




道路に掲げられた道案内に従って、次の駅に向かう。



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