駅訪問の回想:勝沼ぶどう郷駅(JR中央本線) | もこ太郎の平成阿房列車

もこ太郎の平成阿房列車

No Train,No Life!
生粋の「乗り鉄」がブログを書くとこうなる!!
私が行った鉄道の旅をレポートさせて頂いています!
私のブログをお読み頂いて、鉄道の旅に興味を持って頂けたら幸いです!


回想、といってもほんの昨日(2013年9月7日)の出来事ですm(_ _ )m


18きっぷの残った最後の1回分で、休日おでかけパス では行けない所で日帰りできるような所に行きたいな~、

と考えた結果、

本庄から片道約4時間掛けて、山梨県甲州市まで行ってきました。


もこ太郎の平成阿房列車

訪れたのは、中央本線の

「勝沼ぶどう郷駅」

もこ太郎の平成阿房列車

駅名が示す通り、この駅がある甲州市勝沼町は、ぶどうの名産地として有名です。


島式ホーム1面2線を有するこの駅は、ホームが高台の上に設置されており、改札へはホームの階段を下って向かいます。



ホームを降りて東側を見ると、すぐそばまで迫る勢いの、連なる山々の風景。


もこ太郎の平成阿房列車


そして、西側を見ると勝沼の街を一望できる絶景が広がります。


もこ太郎の平成阿房列車

首都圏では決して見れない景色です!!



この駅に訪れた理由ですが、それは2つ。



まずは、駅のそばにある鉄道遺産を訪れること。



駅前に出ると、非常に小さいロータリーは観光客でごった返しておりました!


もこ太郎の平成阿房列車

観光客のみなさんは、駅から見える小高い丘に建てられた観光施設「ぶどうの丘」行きのバス、あるいはタクシーを待っていたようです。

この駅、特急などの優等列車の停車は非常に少ないのですが、みなさん鈍行でここまで来られたのでしょうか?ご苦労様です!

(ちなみに上の写真は、観光客がずいぶん減った時に撮影したものです)



私は、そんなことをよそに、駅のすぐそばの公園に向かいます。


するとまず、静態保存されたEF64の出迎えを受けます。


もこ太郎の平成阿房列車

このEF64 18は、昭和41年5月に製造され、平成17年3月まで、この中央本線を走り続けたそうです。

単線の中央本線を知る、非常に貴重なELだとか。

ぶどうやワイン産業など、地域の発展に果たした役割は計り知れないものがある、とのことです!!


すでに先客が数名いて、ELと戯れる、ほほえましい光景を見受けることができました(笑)


もこ太郎の平成阿房列車


公園を抜けると、遺構への入り口がありました。


もこ太郎の平成阿房列車


階段を上ると、中央本線のトンネルの隣に、もう一つのトンネルと、レールの跡がありました。


もこ太郎の平成阿房列車


これが目的の鉄道遺産「大日影トンネル遊歩道」です。


大日影トンネルは、八王子と甲府を結ぶ、非常に重要な役割を担うトンネルの一つでした。

輸送量の増大に合わせ1931年(昭和6年)に同区間は電化、1968年(昭和43年)に複線化、その際に単線で作られた大日影トンネルは下り専用とされました。

1997年(平成9年)に、線形改良等のため隣に新大日影トンネル上下線が開通、大日影トンネルは用途を廃止されました。

2005年(平成17年)にJR東日本から旧勝沼町へ無償譲渡され、2007年(平成19年)3月に遊歩道として整備されました。

(一部ウィキペディアより引用)


レールの上を歩けるというだけでテンションがMAXになってしまう私!

さっそくトンネルの向こう側まで歩いて行ってみようと思います!!


しかし案内表をよく見てみると、トンネルの全長は1367.8m、トンネルを抜けるのに徒歩30分掛かるとのこと!


1時間後には折り返しの列車が来てしまうため、大急ぎで歩くことに!!


もこ太郎の平成阿房列車

トンネルは綺麗に真っ直ぐにのびていて、トンネルに入った瞬間から、出口の光がはっきり見えるほどです!

しかし、ひたすら出口に向かって歩いても出口の光は一向に近づいてきません!


トンネルの退避スペースには、トンネルにまつわる説明が書かれたプレートが掲げられています。


もこ太郎の平成阿房列車


そして、トンネルには現役時代に使用されていた標識等がそのまま残されています。


もこ太郎の平成阿房列車


私の大好きな勾配標もありました!


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25パーミル!なかなかの勾配ですな!!

(でも、こうして写真に収めてみると、ちょっと怖いな…(°д°;) )


涼しいトンネルの中、汗だくになりながら、超早足でわずか15分たらずで出口に到着!!


もこ太郎の平成阿房列車

(写真の女性は、カップルでトンネル探索中に記念撮影してました。彼らも、歩くのが超早かった(゚ー゚; )


トンネルを抜けると鉄橋があり、さらに向こうにはもう一つ、トンネルの跡がありそうです!


もこ太郎の平成阿房列車

このトンネルは旧深沢トンネル。

現在は「トンネルワインカーヴ」と呼ばれており、ワインの貯蔵庫として使用されているとのことです!

(カーヴとは貯蔵庫を意味するフランス語だそうです)


もこ太郎の平成阿房列車


ちなみにトンネルワインカーヴは一般開放されていません。

トンネルワインカーヴの隣に休憩所兼案内所があり、そこで頼めば一般客も見学できますが、入口から数十メートルまでとのこと。

そこから奥は、契約者か、契約しているワイナリの案内がないと入れないそうです。



私は時間が無かったので、トンネルワインカーヴにも入らずそのままトンボ返り!


もこ太郎の平成阿房列車

もこ太郎の平成阿房列車


またもや15分足らずでトンネルを抜けました!!

トンネルを抜ける瞬間、タイミングよく列車が来ました!


もこ太郎の平成阿房列車


さてこれから、この駅に訪れた二つ目の目的を果たします!


もちろん、勝沼名産のぶどうを頂くことです!!!


近くのぶどう直売所を訪れ、ぶどうを試食させて頂きます!!

うん!先日近くのスーパーで買った巨峰よりも全然甘い!!


ちなみに試食中、手で皮を剥いている私を見て売店のお兄さんが、

「こっちではこうやって食べるんですよ~」

といって、ぶどうを皮ごと口にほうばり、うまい具合に皮だけ出していました!

そういや、先日「秘密のケンミンSHOW!」で見たばっかりだったな…(笑)


1房お土産に買って帰りました!!650円也!!

近くのスーパーの巨峰は、1房もっと高かったような…


もこ太郎の平成阿房列車



そして、駅に戻って、今回の最大の目的だったかもしれない「アレ」を売店で購入…


もこ太郎の平成阿房列車



ほろ酔い気分で勝沼を後にするのでした~



雨が心配されましたが、幸い天候にも恵まれた今回の駅訪問の旅。

今度は「ぶどうの丘」に行ってみたいです!!



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