今日は七五三でしたね
この週末はお参りに行かれたご家族も多かったでしょうね
七五三の由来のお話をしてみたいと思います
七五三の起源は室町時代と言われ、江戸時代の武家社会を中心に全国へと広まっていきました。
昔は子どもの成長が難しく その年齢まで成長できたことへの感謝とこれからの将来と長寿を願う意味を持っていました。
それでは 何故 11月15日になったのか?
それは体の弱かった 徳川2代将軍 家光の子ども
徳松(のちの5代将軍 綱吉)の健康をお祈りした日。 その後 徳松がスクスクと成長したことにあやかって七五三の式日として広まったとの言い伝えがあります。
また、旧暦の15日はかつては二十八宿の鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たり 何事をするにも吉であるとされ、旧暦の11月は収穫を終えてその実りを神に感謝する月であり その月の満月の日である15日に氏神様への収穫の感謝を兼ねたという話もあります。
七五三をすべて足した数が15になることからとも言われていて
15日にまつわるエピソードは多くありますね
一生の中で行う「通過儀礼」の多い国である日本。
そのうちのひとつである七五三
形ばかりのしきたりではなく、 本来の目的である
子ども自らの成長の歩みをあたらめて感じて、無事に生きてこれたことへの感謝の氣持ちやその年齢にふさわしい役割を果たすための氣持ちを育み、日々を大切に生きる氣持ちを育んだり、思い出したりするのに 良き日にして伝えていくことも大事にしていきたいですね
私もそんな先代の想いを大事にしながら文化に触れていきたいと 改めて思いました。
そんな思いを胸に お祝い事に携わらせていただきます
お読みくださり ありがとうございます


