大正3年に県内各地に災害をもたらした桜島大噴火より100年。
その復興記念碑が各地にたてられその状況を知ることができる。
霧島市広瀬の大穴持神社にも記念碑が建っている。
大穴持神社
境内にある堤塘竣工記念碑
小村新田ハ大正三年櫻島大噴火ノ為土地沈降打續ク台風ノ為堤塘決潰大災ヲ蒙リ直ニ復旧耕作ヲセル・・・とある。
小村新田とは神社前に広がる錦江湾を埋めたてた干拓地である。先人たちの
賢明な復旧に向けた努力がうかがわれる。
国道10号線の向こうに広がる小村新田干拓地。桜島は鹿児島のシンボルであるが、現在も活発に活動する活火山である、今後も大噴火を忘れてはならない。