昨日のBlogで玄米の脅威のパワーをご紹介しましたが、
子供に玄米100%を食べさせるとおなかをこわすとかの話を聞きますが、
この理由は‥‥‥

野菜と果物の決定的な違いは、野菜は『食べられたくない』、
果物は『食べられたい』なのです。
果物は食べて欲しいので、目立つ綺麗な色に熟して動物に
丸ごと食べてもらい糞と一緒に種を落としてもらって、
それがまた山で発芽して成長し、繁殖地がひろがるのです。

一方、食べられたくない野菜は毒を持っています。
葉物の野菜は緑色の保護色をしていて蓚酸というアクがあります。
特有のえぐみや苦味で身を守っているのです。
それを塩をひとつまみ入れて茹でる事により蓚酸を取り除けます。
蓚酸は熱に溶け易く更に塩の浸透圧で溶け出します。
生野菜でお腹をこわすのは、冷えたからではなく蓚酸でお腹をこわしていたのです。


さあ、本題です。
豆にはレクチンという毒があり、消化吸収障害を引き起こします。
だから豆は一晩水に浸してその水を捨て長時間煮るのです。
玄米も12時間以上水に浸してから炊いたほうが良いのです。
玄米は、種族保存の遺伝子『アビシン』が含まれ食べられないように
身を守るための植物の知恵です。
これがないと全て食べられてしまい滅びてしまいます。
水に長時間さらし発芽状態にさせることにより、騙して炊けば
これを取り除く事が出来てお腹をこわすこともないのです。
白米には残念ながら栄養分を抜き取っていますので発芽する力はゼロです。
それだけ考えても玄米の生きたパワーを頂きたいですよね!


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海の精で漬けた練り梅入りの玄米おにぎり
これがあれば『なぁんも要らねぇ~』って云う私の強い味方です
これ持って今日から東京一人旅行って来ますおにぎりおにぎり