夜空を見上げて ふと思う
神様は敵なのか、味方なのか
ずいぶん昔、聞いたことがある
お星様になったあなたの大好きなあの人は
遠いお空からいつもあなたを見守ってるよって
神様は意地悪だ
この世で大切なものを簡単に奪っていく
神様は残酷だ
「いたみ」に耐えられる方法を与える
時間・出会い・喜び・未来
でも、私は知っている
神様が人間に与える壁に越えられない壁はない
人は大きな壁を目の前にすると思わず立ちすくむ
しかし、必ずしも真正面からよじ登らなくて良い
地面を掘る、壁を崩す、遠回りする
その人なりの方法で乗り越えれば良いのだ
だから、私は壁を越える
壁の向こうが見たいから
きっと違う自分に出会えるだろうから