読響 ヤマカズ ラ・ヴァルス | クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2024年2月3日(土)東京芸術劇場


グラズノフ:演奏会用ワルツ第1番 ニ長調 作品47
ハイドン:交響曲第104番 ニ長調 「ロンドン」
カプースチン:サクソフォン協奏曲 作品50
ラヴェル:ラ・ヴァルス

【アンコール】

P.ボノー:ワルツ形式によるカプリス

 

指揮=山田和樹
サクソフォン=上野耕平

 

 

毛色の違う演目4種。面白かった。

ヤマカズさんのパワーが凄く、全身全霊を込めた演奏といった感じ。

コンミスは日下さん。この人、ほんとにモデルのよう。

 

前半の2曲、とても美しかった!

グラズノフは自分も思わずノってしまった。

わざとらしくない微妙な強弱がとてもよい。

 

驚いたのが、ハイドンが超大編成だったこと。

なぜだろう? 迫力があった。

 

お目当てのカプースチンはめちゃめちゃよかった。会場がジャズの色になっていた。

上野さんではなく、ドラムとかエレキギターばかり見てしまった笑 この人らは読響の人ではないですよね?

上野さんはさすが、、強烈な速度で演奏しており、とにかくかっこよかった。超絶技巧なんだろうなと思う。

アンコールは二人で演奏しているかのように聞こえる曲だった。ボノーという作曲家も聞いたことない。

 

ラ・ヴァルスは、ここでもヤマカズさんが読響を自在に操り、凄い躍動感。音がうねって生き物のよう。

最後は強烈に煽って爆発するかのように終わった。

 

う〜ん、楽しかった!

これからNHKホール。