またまたくねくねした山道を登り降り
国道を走り一路道後へ向かう

県外ナンバーの車や大型シャトルバスを
多く見かける

何かしら騒ついていると思ったら
県庁所在地である松山は
折しも明日から始まる愛媛国体に備え
準備万端と言ったところだった
坊ちゃん列車を再現した路面電車や
人や車で混雑する市内を抜けると
まるで異次元空間を思わせる
道後温泉本館がお目見え

そのすぐ裏手にある宿にチェックイン

9階の角部屋に案内された

窓から見える景色は
小高い山のてっぺんにそびえ建つ松山城と
真っ赤な夕日、様々な形の雲、
この時間にしか見えないであろうピンク色の雲が
空を演出してくれていた

早くも姿を消そうとしていた

慌てて写メったが間に合わず^_^;
今という瞬間はいつまでも続かないんだなぁと
しみじみ実感^_^;
喜ぶ両親を見て
親孝行できることに感謝した

こんなに喜んでくれるとは思いもせず(o^^o)
その様子を見ながら
あ〜〜今、自分が一番歓びを感じているわぁ❣️
と実感したのだ

八月末に観た胎内記憶についての
ドキュメンタリー映画
『かみさまとの約束』の中で
子供が親を選んで生まれてくることを知った。
それと何かで読んだ記事に書いてあった
『子供が親を選んで頼みに行く。
親というボランティアを
引き受けてくれれば成立する』みたいなこと、
これらのことがあり、
私は両親にどうしてもお礼が言いたかった

それとひょんなことで知り
自分も体験した不思議なイベント

両親は元より
両方のご先祖様にも良いと言われる
それに是非参加させたかったのだ

そのイベントに参加するためには
実家を早朝に出発しなければならず、
私が住んでいる愛媛東予地方から
松山を挟んで愛媛南予地方までの道のりは
約140km
そこからイベント会場までがこれまた約130km
合計約270kmの道のりを運転
最低でも4時間はかかるというシロモノだった

どこかでワンクッションするとこないかなぁ
と思っていた矢先、それも1週間前にして
舞い込んだメールに
道後温泉付近旅館、ホテルで検索したら
この価格で泊まれるのは残1室を見つけたのだ
金曜日の夜にも関わらず、
(当日知ることとなった
国体開会式の前日でもあり)
これはら宇宙からの贈り物に間違いない❣️
ことを確信した(o^^o)

そして観光客のごとく
道後温泉商店街を散策した

なんと宿は道後温泉本館の真裏であり
商店街に一番近い宿であったため
足が不自由になってきた母には
丁度良い距離でもあった。
商店街では私が以前から欲しかったものと
両親にプレゼントしたかった
そこでしか取り扱ってない
『あるモノ』を全てGETしたのだ

なんとラッキーなことに数種類あるうちの
私が欲しかった模様はラスト一点だった(^_^)v
やっぱり私はツイていた❣️
そう確信した(o^^o)
宿に戻ってからの豪華な夕飯と美味しいお酒
それに料理長さんが目の前で紅葉鯛を
さばいてくれるというパフォーマンス付きだった
そして最後は私が依頼した
デザートプレート❣️
父母それぞれにメッセージ付き

なんとそのプレートには花火かパチパチ

両親が年甲斐もなくはしゃぐ姿が妙に嬉しかった

夜が更ける頃に温泉へ
夜空を見上げながら
薔薇の花を浮かべた檜の露天風呂

ほとんど貸し切り状態で
贅沢三昧を満喫した感じ

その翌朝は父と二人で
近くにある伊佐爾波神社を参拝してみた。
何組かの選手団達に遭遇した。
本殿の前でさあと言うときに気づいた

あれ?お賽銭忘れた^_^;

お賽銭なしで参拝したあと帰ろうとしたら
お掃除中のおじさんが
『中に入ると年代物の絵馬や彫刻があるよ』
と教えて下さり早速見学させてもらう

その時代?その絵の中に
一瞬でタイムスリップしたら気になった

本殿を取り囲むように配置された廊下の間から
さんさんと輝く朝陽が降り注ぐ
無意識に手を合わせている私に父が
『お日さんに向かって手を合わすような
歳になったんやなぁ〜』と(o^^o)
はい❣️お陰様で。御歳51歳でございます(^_^)v
こうして迎えた道後の朝。
それからも数々の奇跡に恵まれ
無事イベントに参加でき、
私は最大の親孝行、両家の先祖孝行ができた
と自負している❣️
やりたい❣️と思ったことが
あっと言う間にトントン進み
いろいろな奇跡を起こしつつ
願いが叶った

この達成感は最大の自分の歓びだったことを
実感することとなった(^O^)
宇宙よ、今日もありがとう😊