「一陽来復」 ~初釜より vol.2~ | 建築のたびblog +.+mokonote+.+

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~建築のたびと日々のできごとを写真とともに綴ります~

茶事“初釜”の《初座》の最後にもてなされるのが主菓子

  ※初釜の主菓子で「なに流」か‥!分かる人は分かりますね (o^-')b



建築のたびblog +.+mokonote+.+-初釜主菓子

■主菓子

□菓銘:『常盤』 ※中はうぐいす色のこしあん

□ご製:御菓子処『多津瀬』さん


主菓子をいただき、

  ここで茶事“初釜”の《初座》が終わります


中立ちの間に茶席は掃き改められ、

  喚鐘(かんしょう)の音が鳴ると、二度目の席入り


茶事“初釜”の《後座》の始まりです



建築のたびblog +.+mokonote+.+-初釜床

初釜の床に結ぶ柳は、

  ~ 一陽来復 (いちようらいふく) ~の意


晴れやかな新年を寿くにふさわしい凛とした姿

  藪椿も添えられています


ところで、

  亭主/先生のお点前を拝見出来るのは、ほぼ一年に一度のこと!

    故に、濃茶の一服は、茶事のメインイベントです♪


■濃茶

□茶銘:『千寿』

□お詰:『芳香園』さん



建築のたびblog +.+mokonote+.+-初釜干菓子

■干菓子

□菓銘:酒粕ゼリーがはさまれたものと落雁

□ご製:御菓子処『多津瀬』さん


■薄茶

□茶銘:『宇治の

□お詰:『松月園』さん


この薄茶をもって、

  五時間半に及ぶ、2012年の茶事“初釜”が終わりました