こんにちは、加賀智子です
先日は父の日でしたね
みなさん、どんな一日を過ごされましたか？
私は、次女を連れて実家に行ってきました
理由は、父から「梅の実を採ってほしい」と
お願いされたんです
44歳になって、初めて実家の梅を収穫したんです💦
今までは、仕事や家庭のことで忙しくて、
そんな時間もなかったし、
何より、父が元気に全部やってくれていたから、
声がかかることもなかったんですよね
でも去年、父は頸椎の大きな手術を受けました。
母は「介護が必要になるかも…」と
覚悟するほどでしたが、
奇跡のように回復して、今では日常生活も
送れるようになりました✨
とはいえ、痺れと痛みは残り、無理は禁物
だから、今回の“梅の実ヘルプ”となったわけです！
ステーキ肉をお土産に持って行って、
いざ梅収穫スタート！
娘も楽しみにしてくれていたみたいで、
すごく嬉しそうにしてたんですよ😊
でもね…
梅の実を採るって、想像以上に大変でした💦
斜面に立って、棒でひたすら上向いて実を落とす
脚立も立てられないような地形だから、
体力も気力もいる作業
それでも、父は黙っていられず、棒を持って参戦💦
術後の体で無理しないでって言いたくなるけど、
「やっぱり自分の畑だから」
「孫にかっこいいとこ見せたい」
そんな想いがあったのかもしれません
母もそれを見て嬉しそうで。
きっと、家族が集まって、手を動かして、
笑い合う時間
それが、何よりの“父の日のプレゼント”になったんじゃないかなと思います
ちなみに、この梅の木
私の祖父が植えたもので、樹齢70年近く
「白加賀」という大粒の梅がなる種類で、
ジュースにすると絶品なんです
祖父には会ったことがないけれど、
勲章をいただくほどの開拓者だったそうで、
この梅の木が、父や母、私、そして娘へと
つながる命のリレーのように思えて…
木って、人をつなげてくれるんだなぁって、
しみじみ感じたんです。
実を採りながら「誰かがこれを楽しみにしてくれてる」と思えたら、
暑さも虫刺されも、ぜんぶ気にならなくなって
翌日、母からも「じいじの姿が見れて嬉しかった」
「みんなで採れたことが本当に良かった」と
連絡がありました
“梅の実”という小さなきっかけが、
父の喜びになり、母の安心になり、娘の体験になり、
そして私自身の心にも、大きな温もりを
残してくれました
そう、
人は、いつだって“つながり”を感じることで、
元気になれるんです
そして「食」も同じ
食べ物って、栄養だけじゃなく、
その背景にある人の想いや、つながりまで感じられるもの
「今年の梅ジュース、誰が一番楽しみにしてるかな？」
そう思いながら、梅を採るのが楽しみでした😊
みなさんも、何気ない日常の中で、
「誰かとつながる食卓」、見つけてみてくださいね。
ではでは、またね～🍀