やっほー照れ💕



今日は、お母さんの命日って事で、
ちょっとイイ話をしようかな♡笑
長文失礼します。




高校卒業してすぐに、
あたしは美容師になる為に、家を出て、
県内の美容室で住み込みで働きました。



お母さんは、髪が肩まで伸びたら、
ショートにするのを繰り返し、
髪が短いってゆーイメージ。



月日が流れ、
色んな事があり、美容師とゆー夢を諦めざるおえなくなり、地元に帰って来ました。



当時、お母さんは実家を離れ、1人暮らし。



多くて、月に1回ご飯食べに会いに行く位でした。



その頃には既に、お母さんの髪が肩より長くて、


もも   「切らんだ??」
お母さん   「結んだ方が涼しいけん」って笑顔で言ってた。



たまにお母さんに会って、ご飯食べて。



そんな生活が、5年程続きました。



そして、



お母さんが病気になり、入院。



頭にも腫瘍が転移していた為、
1週間後に手術する事になりました。



手術で頭剃る範囲は少ないから、髪切らなくてもいいって言われたのに、
いきなり、



お母さん    「もも、髪切って!!」
もも    「今!?」
お母さん  「今!!」
もも   「ハサミ持ってきてないけん、明日にしよ??」
お母さん   「今切って!早く切って!」と。



頭にある腫瘍に圧迫されて、別人の様に性格が変わったお母さん。
普段よりかなり強気。



なんとか説得して、次の日、ハサミを持って病院へ。
看護師さんと話をして、病室で切らせて貰う事になりました。



お母さん    「やっと切れる、さっぱりする!」
と、笑顔。



その時、お母さんの髪は、お尻につく位までありました。



もも   「髪型どうする??」
お母さん    「ばっさりいって!なんでもいいから!早く切って!」



そう言われたから、肩位のボブにしました。



切った後、凄い喜んで、
お母さん    「さっぱりしたー!軽いッ!!」ってニコニコ。



病室に来た、看護師さんや先生に
「髪切られたんですか!?」って言われて、

お母さん   「娘に切って貰ったんです!」って凄い笑顔で嬉しそうに話してました。



そんなお母さんを見て、あたしも嬉しくて。。。



その時は、強気なお母さんじゃなくて、
いつもの優しいお母さんでした。



病院に行くたびに、
お母さん  「髪さっぱり〜!」って笑顔で。
そんなに喜んでくれるなんて思わなくて(笑)



そして、3ヵ月後に亡くなりました。




それから7年経ち、最近気付いた事。。。



「ももが美容師になったらいつか切ってね」と、
家を出てすぐお母さんから届いた手紙に書いてあった事を思い出しました。



あたしが夢を諦めざるおえなくなった後も、ずっと、髪を切らずに伸ばしてた。



ショートのイメージのお母さん。
邪魔だからって、いつも下でお団子してた。
もも   「切れば??」って言っても、
お母さん   「結んだ方が涼しいけん!」ってずっと言ってた。



お母さんは、次髪切る時は、ももに切って貰うって、決めてたんだと知りました。



その約束を、何も言わず、ずっと守ってたんだと知りました。



だから、病室であんなに、「切って!」と言ったんだと。。。



この時、お母さんは既に死期を悟ってたのかもしれませんね。。。



あたしが家を出たあの日から7年間、
髪を切らず居てくれた。
あんだけ、ショートが好きだったお母さんが、伸ばし続けてくれた。
お母さんが言った約束を1人で守り続けてくれた。



この事実に気付いた時、
涙が止まりませんでした。。。
大泣きしないあたしが、わんわん泣きました。



夢を叶えて美容師になって、髪切れなかった事は凄く残念だけど、
あの時、お母さんの髪を切れて本当に良かった。



7年後の真実。。。



お母さん、本当にありがとう。。。






家を出てすぐ、手紙を書いて送ってくれた。
手紙とは別に、「良い曲だよね」って一言と、
夏川りみさんの「涙そうそう」の歌詞が手書きで添えてありました。


離れて暮らしてたからこの曲を聴きながら、あたしの事思い出してたのかもしれませんね。




その曲を今日はお母さんに贈ります♡






以上、ちょっとイイ話でした♡




最後まで読んで頂き、ありがとうございます♡


またねン♡