私の、義兄は納棺師をしています。




家族や親しい方を亡くしたことのある方なら


どんなお仕事か知ってますよね。




故人との最後のお別れ。。。


慣れ親しんだ、我が家から出る最後の儀式・・・


最後の化粧・・・


故人を納棺する儀式をするお仕事です。




「こんな可愛くしてもらって・・・」



って親族の方が涙ながらに故人に語りかけます。





私たちは、命に限りがあります。


どんな人でも・・・


そんな淋しいこと言わないで。。。


なんて言われるかもしれませんが。。。。


事実です。避けて通れません。



だからこそ、今生きてるこの時間


周りの人たち


名前も顔も知らないけれど、支えてくれている人たちが


とてつもなく、愛おしく大切に感じられるのだと思うのです。




「ありがとう、長い間本当にありがとう・・・」



とめどなく涙が溢れて、感謝の言葉が


自然と喉を突いて出てきます。。。





いつも、隣にいる父や母


妻や夫、兄弟、友人、同僚、恋人・・・


仕事やストレスにまぎれて、忘れてしまってる


大事なことってないでしょうか。。。。



私たちは、自分の人生については、毎日考えているのに


自分以外の人の人生について考えたことは


あるでしょうか。。。




はじめて、納棺の儀を行う義兄を見ました。


故人の最後の身支度です。。。


そのお手伝いが出来るってすばらしい仕事だと思いました。





今週末、この映画が始まりますね。


「おくりびと」 サイトへ





絶対に観にいこうと思います。。。




そして、私を支えてくれている


すべての人達に


いまある、この時間に


改めて感謝して生きていきたい。