オンライン講座のおかげで、内田樹講演会を聞くことができました。

 

コロナがなければ、こういう機会に恵まれなかったと思うと、複雑ですが勉強の機会は格段に広がりました。

 

「教師の身体論」というテーマだったのですが、質問2つをもとに、2時間話されてました。

 

最初に、大学でのオンライン授業について、身体性に同期していくことが大切だと思っていたので、

オンライン授業は難しいと思っていたが、

 

大学の教員に聞いてみると、思いがけなくうまくいったという話が多かった。

 

それは、毎年の脱落者が減ったこと。7~8割の歩留まりで、定期試験の成績が上がったこと。

 

今までは、学生に冷たかったなと思った。主体的に学べない、意欲はあったのだけど、意欲が発動できない

自分から積極的に教員に訪ねていく学習強者はいつも少人数だったが、

 

ひきこもってしまう学習弱者をケアしていくことは、今までの大学では考えてこなかった。

 

今回は、一人ひとりにメールがいくことで、救済支援ができたのではないかということ。

 

これに関して、保護者として、前年度までのことを知らないので、何とも言えないのですが、

秋学期まで大学は対応に右往左往するだけで、

 

学生のことはあまり気遣ってくれなかった気がします。

 

対面が苦手な学生や、バイトしながら自分のできる時間にパソコンに向かうことが

できる学生にとってはよかったかもしれませんが、

 

同級生の顔も、先生の顔も知らないってこともあったわけなので、来年度以降どう改善されるかなって思って聞いてました。