1月の読書は脈絡なし。読書メーターでは登録会員との相性がわかるのですが、小説が多かった月は130%なんてこともあったのに
経済の本が多くなったら40%なんてことになってました。
こういう乱読する人っていないんだな。
ようやく予約がまわってきた『女帝小池百合子』がインパクト強かった。
2021年1月の読書メーター
読んだ本の数:28冊
読んだページ数:6263ページ
ナイス数:297ナイス
https://bookmeter.com/users/704931/summary/monthly
■はっぴょう会への道 (PHPとっておきのどうわ)
げんちゃんって『おかわりへの道』のあのげんちゃんでしょうか。元気がないとごはんがしっかり食べられない。シンプルだけど、違う方向からの意見をくれるクラスメイトっていいな。げんちゃん、好きだわ。子ども同士の関係性の中で、成長していくっていいなって思える作品です。
読了日:01月31日 著者:山本 悦子
https://bookmeter.com/books/16953362
■「山奥ニート」やってます。
『しょぼい生活革命』p193で紹介されている葉梨はじめ=石井あらた?都会生活に合っていなくても、こういう生き方もあるんだと思った。家賃なしで月20万の収入がなくても暮らせてしまうのは、集団で生活しているから。集団といっても濃い人間関係ではなく、少ないルールでゆるーく生活できるのが魅力。合う人はとても合いそう。このような生き方もあるということを知っているだけでも、頑張り過ぎてしんどくなってしまってどうしていいかわからなくなった時には救いがあるように思う。
読了日:01月31日 著者:石井 あらた
https://bookmeter.com/books/15847828
■世界の児童文学をめぐる旅
池田先生のスライドショーを所々思い出しながら、読みました。第2弾があるといいな。キプリングやカリジェなどの話も読みたいです。ケネス・グレーアムやバリーなど、不幸な生い立ちや幸せでない結婚生活から優れた児童文学が生まれたことが皮肉な感じがします。現実でない世界に身をおくことで、逆に精神の安定が保たれたのか?また、先生のスライドショーをお聞きできる時がきますように。
読了日:01月30日 著者:池田 正孝
https://bookmeter.com/books/16815076
■しょぼい生活革命
「世の中はひどく悪いときと、普通に悪いときの波があるだけ」が意外な気がした。コロナ禍である今は相当悪い気がするけれど。日本の今が末期資本主義だとすると、今後の職業はどうなっていくにかな?自分の関われる範囲の中でのコミュニティの大切さを思う。それにしても、内田樹、人脈が広い。
読了日:01月30日 著者:内田 樹,えらいてんちょう
https://bookmeter.com/books/15036627
■おねえちゃんって、いっつもがまん! ? (おはなしトントン)
いとうみくさん、幼年童話からYAまで守備範囲がひろい。小学1年生という設定だけれど、上の年齢の子どもにも支持されそうな内容。
読了日:01月30日 著者:いとうみく
https://bookmeter.com/books/11996100
■ぼくたちのだんご山会議
社会の富であるはずの自然。地方創成という言葉の奥には開発があり外部からの資本による開発、それに伴う自然破壊。開発の裏には経済をまわすという論理が働き、それに伴う工事・雇用など、その論理は今まで抗うことができないいわば伝家の宝刀のようなものだった気がする。だんご山会議は、小学生の目から、自分たちの現在の気持ち、未来を思考しようとする点が新鮮だ。最初から正解ありき、開発ありきではなく、結論にいたるまで、充分に意見が交換できたのか、相手の立場を思いやることができたのかで、住民の思いやその後の住みやすさは変わって
読了日:01月28日 著者:おおぎや なぎちか
https://bookmeter.com/books/14884485
■女帝 小池百合子
有吉佐和子の『悪女について』を彷彿とさせるような、自作自演、自己プロデュース力が高く、独特の嗅覚で今自分が目立つ位置にいける権力者に取り入ってのし上がってきた女性。小池百合子劇場に加担してきたマスコミにも大きな問題があるように思った。小池を敵に回した者は、反撃と復讐にあうのも恐ろしい。顔の痣、芦屋生まれ、破天荒な父などコンプレックスが、小池という化け物を作り出したのか。ジジごろしという得意わざも安部には通用しなかった。政界渡り鳥と言われ、その都度取り巻きはあっても友人はいない。政策も信念もないので、刹那的
読了日:01月24日 著者:石井 妙子
https://bookmeter.com/books/15790602
■なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか
経済史レポート、テキストの中の参考文献に掲載されていた一冊。
読了日:01月23日 著者:ロバート・C・アレン
https://bookmeter.com/books/5542856
■ネコと なかよく なろうよ
読了日:01月23日 著者:トミー デ・パオラ
https://bookmeter.com/books/16845527
■ゾウは足音を立てずに歩く どうぶつ「生きかた図鑑」
読了日:01月23日 著者:小泉 祐里
https://bookmeter.com/books/16212746
■10万年の世界経済史 下
経済史レポート用対策本。上巻では「マルサスの罠」下巻では「産業革命」「大いなる分岐」について。上下巻ともイギリスでなぜ産業革命がおこり、イギリスが一人勝ち状態だった要因。入門書として読みやすい。
読了日:01月23日 著者:グレゴリー・クラーク
https://bookmeter.com/books/495640
■10万年の世界経済史 上
経済史のレポート用参考文献。初心者でも比較的わかりやすい内容。第5章の「平均余命」ではペスト流行についても述べられている。1700~1790年代英国が比較的高い実質賃金を維持できたのは、例外的に低い出生率と高い死亡率のおかげだったというのが何とも皮肉。「マルサスの罠」について詳しい記載あり。
読了日:01月23日 著者:グレゴリー・クラーク
https://bookmeter.com/books/495639
■14歳からの資本主義~君たちが大人になるころの未来を変えるために
バブルのころは、豊かさを享受し、右肩上がりの経済を信じていた、今、思うとなんて浅はかだったのだろうかと思うが、今コロナ禍、大事にしなければいけないのは経済?この爛熟した資本主義はいったいどこへ向かうのか?どこに出口を求めればいいのか?資本主義の抱える問題が、わかりやすく書かれているので、入門書として読むことができるYA。
読了日:01月21日 著者:丸山 俊一
https://bookmeter.com/books/13461893
■日本のシゴトロジー―近代職業文化史
1991年出版。永井荷風研究者だった私の大学時代の恩師の本。近代文学の研究において、実証的研究を大事にし、小説の舞台になった現場へ行くこと、作品が描かれた当時の風物についても調べることを教わった。p365「小説家は人並み優れて生活の細部を観察しうる人である。未知の中の、他の人がなかなか気がつかないように美しさも見いだす。そして、くだらぬ栄誉にとらわれうことなく健気に生きる人たちをも優しいまなざしで見つめる。だれからも省りみられることもなかった仕事に従事し、汗を流す人々の表情と内面見つけ、描き込む。」
読了日:01月20日 著者:松田 良一
https://bookmeter.com/books/284705
■ジャンプして、雪をつかめ!
タイトルから、スキーの話?と勝手に思って読んでみたら、シングル家庭、貧困、離婚など、5年生の目から書かれているから、この先どうなるかと思ってしまった。豪雪地帯、田舎のコミニティについてよく書き込まれている。初めて読んだ作家だが、他の作品も気になる。
読了日:01月20日 著者:おおぎやなぎちか
https://bookmeter.com/books/16877742
■NHK 100分 de 名著 カール・マルクス『資本論』 2021年 1月 [雑誌] (NHKテキスト)
行き詰まりを見せている資本主義。コロナ禍で、可視化された問題山積み。産業革命後の世界は、労働者には苦しい世界となってしまった。放送で語られていない部分にも言及がある。斉藤さんが、ウーバーイーツで働いてみたとあったのには驚いた。コロナ後の世界は、今より住みやすい世界に近づくといいな。
読了日:01月19日 著者:
https://bookmeter.com/books/17331727
■ポストコロナ期を生きるきみたちへ (犀の教室)
『100分で名著 資本論』の斉藤幸平さんが読者層である中高生へ真摯に謝罪することろから始まる。災禍は、今まで社会が抱えてきた矛盾や問題を可視化してしまう。この災禍ををまず自助で乗り越えようと言う政治家。一人ひとりが頑張ってもシステムや制度を動かすことろまではなかなか進まない。手をこまねいているうちに、医療を受けられずに亡くなる方々や、職や住居が失われる人たち。何か一つのことを始める時に起きる逡巡。緊急事態宣言下で外出すること、たたえば書店や図書館へ行くことは不要不急なのかなど。毎日心の中にたまっ
読了日:01月17日 著者:
https://bookmeter.com/books/16885394
■最強の生産性革命 時代遅れのルールにしばられない38の教訓
グローバリゼーションの可否を考える上で、この人はどう考えているのか?と思って、読んでみたが、やはりこの平蔵は好きになれない。やはり、平蔵は池波正太郎の鬼の平蔵に限る。へぇと思ったのは、日限の吉野さんに習ったという宴会の途中抜け法。やはり、誠実さとは程遠い。
読了日:01月16日 著者:ムーギー・キム,竹中 平蔵
https://bookmeter.com/books/12494436
■わらの牛 (ウクライナ民話 ラチョーフ・シリーズ3) (ウクライナ民話/ラチョーフ・シリーズ (3))
ラチョフの絵本。動物たちが『てぶくろ』を彷彿とさせる。牧歌的ってこういう絵をいうのだろう。「わらの牛」以外の作品も入っているし、1ページあたりの文字数が多いので、当然場面数が少ないので、大勢の読み聞かせには向かないけれど、親子では楽しめそう。
読了日:01月15日 著者:エヴゲーニイ・ラチョーフ
https://bookmeter.com/books/1827546
■日経キーワード 2020-2021
子どもの大学レポート用に借りてきた本だが、パラパラとめくって、気になるところだけ読んでもおもしろい。値段的にも高くないので、一年に一冊購入してもいいかも。平成を代表する漫画でワンピースが第1位だったが、今はもうすでに鬼滅に塗りかえられているんだろうな。
読了日:01月14日 著者:日経HR編集部
https://bookmeter.com/books/14841903
■大人は知らない・子どもは知りたい! お金さえあればいい? 子どもと考える経済のはなし
経済って何?と思った時の入門としてちょうど良い本。クレヨンハウスすごいな。子ども向けにこんな本を作ってしまうなんて。<ニセの経済活動>は人を不幸にする。では、<本当の経済活動>とは?自分と人の思いを大切にあること。みんなが同じでなくてよくて、人それぞれにほしい分があって、みんなが満足すること。だけど、マスクの不足の時、過剰に買いあさって転売していた人もいたけど、それはどう捉えればいいんだろう?経済はずっと成長し続けるなんて、成長神話を信じることなく、本当の経済活動を送ることができたらいいな。
読了日:01月14日 著者:浜 矩子
https://bookmeter.com/books/10591957
■とびねこヘンリー
絵が本当にきれい。佑学社の後リブリオ出版で復刊とあるけど、リブリオもいまはないはずだから絶版なのは本当にもったいない。どこか復刊してくれるといいのに。
読了日:01月13日 著者:メリー カルホーン
https://bookmeter.com/books/194608
■わたしの美しい庭
主要な登場人物や人間関係・生き方・人としてのあり方など、とてもほどよくて心地良さを感じた。とても好きなお話。桃子と基がバスの中で話している件がとても泣けた。誰もが全能なわけてはなく、できないこともあって当たり前。一人ひとりが誰かを少しずつ助けたり支えたりして生きていけたらいいのに。
読了日:01月11日 著者:凪良 ゆう
https://bookmeter.com/books/14796561
■ふたりみち
67歳の元歌手と12歳の家出少女のドサ周りツアー。全国ツアーのコンサートのはずなのに、至る所でおこるありえないハプニングの連続。最後はほっとする内容で、良かった。
読了日:01月11日 著者:山本 幸久
https://bookmeter.com/books/6535413
■戦火の馬
馬をおそう過酷な運命。戦争物なので、最後どうなるかと思いましたが、はっとできる結末でよかったと思いました。
読了日:01月09日 著者:マイケル モーパーゴ
https://bookmeter.com/books/4551095
■にじいろガーデン
なんか感想書きづらい、幸せなところもいっぱいあったけど、悲しいとこともある。読んだ後、無茶苦茶引きずられる、そんなお話。泉・千代子・宝はそれぞれに自由に生きている感じがしたけれど、ニーニーは自分の気持ちを秘めたまま、他の人たちに寄り添い続けて辛かったのでは?ニーニーの幸せなところも見たかったな。
読了日:01月05日 著者:小川 糸
https://bookmeter.com/books/8241452
■「空気」を読んでも従わない: 生き苦しさからラクになる (岩波ジュニア新書)
なぜ日本の中で生きていると、人間関係で息苦しくなるのかを解き明かした上で、近い関係が続く「世間」と、一回だけの出会いもある「社会」とに分け、その中でどう生きていくかを指南する処世術が書かれているように思う。学校へは地味な服を着ていき、自分だけの時には派手な服を着るなど、浮いてしまった時の対処法なども書かれている。
読了日:01月04日 著者:鴻上 尚史
https://bookmeter.com/books/13710017
■図書室のピーナッツ
小沢健二の本が興味深かった。『子どもと昔話』のバックナンバー読んでみようかな。簡単に入手できない本はレファレンスをするのにはちょうど良さそう。村上春樹とスヌーピーの本との関係もミステリー要素があっておもしろい。通信制で司書資格を取っている時に読んでおいたら参考になったかもしれない内容。レファレンスサービスに重点が置かれているので、山村さんとの関係が若干薄い。
読了日:01月03日 著者:竹内 真
https://bookmeter.com/books/11566593
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