2020年8月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1672ページ
ナイス数:80ナイス
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■みどりのゆび (岩波少年文庫)
寓話的で、深い。子どもにもわかりやすい表現なのに、考えさせられる。良い作品に出会えてよかった。
読了日:08月27日 著者:モーリス ドリュオン
https://bookmeter.com/books/547933
■睡蓮の池―ステフィとネッリの物語
全体的に暗い話なのだが、読みだすと止まらなくなる魅力がある。親友マイの妹を助けるところは、『赤毛のアン』を彷彿とさせる。13歳でも大人っぽい感じを受けるし、自分の主張をはっきりとできる姿がいい。前にも読んだことがあるので、4巻までの結末はわかっているが、全巻読みたくなる。p231「あなたには、人間の表からは見えないものに気づく才能うがあるようね。それは大事にしないと」というビョルク先生の言葉が好き。
読了日:08月27日 著者:アニカ トール
https://bookmeter.com/books/521519
■NHK 100分 de 名著 ミヒャエル・エンデ『モモ』 2020年 8月 [雑誌] (NHKテキスト)
読了日:08月24日 著者:
https://bookmeter.com/books/16382409
■雷のあとに (文研じゅべにーる)
『この景色をさがして』を読んだ時にもそう思ったが、本当に繊細な子どもの気持ちを丁寧に描く作家さん。この作品にも身近な人の死が描かれている。中山さんが描く風景は、私が子どもの時に見た風景と近似している。愚痴を長電話で話す母親の姿や、友だち関係が微妙に変わっていきことなど。地縁・血縁の濃い地方都市で生活する息苦しさ。丁寧な子どもの描写には、岩瀬成子さんにも通じるものを感じた。
読了日:08月16日 著者:中山 聖子
https://bookmeter.com/books/15285137
■雷のあとに (文研じゅべにーる)
読了日:08月16日 著者:中山 聖子
https://bookmeter.com/books/15285137
■奥様はクレイジーフルーツ
柚木さんの作品は『ランチのアッコちゃん』が好きという人はついていけないと思える作品。『ナイルパーチの女子会』よりはましだけど(あれは正直怖かった)。何と書いてよいかわからないけど、主人公は、純粋でひたむきでそして過剰な人なんだろう。コメディなのか?でも笑えない場面も、読むのが苦しいけど、最後どうなるかは気になったので、中盤あたりから最後まで、ななめ読みしちゃいました。この主人公が友だちだったら、重いって感じると思う。
読了日:08月10日 著者:柚木 麻子
https://bookmeter.com/books/10886529
■夏の庭―The Friends
死体の描写がリアルで母が亡くなった時のことを思い出して怖くなってしまった。『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』は、この作品から影響を受けているのかな。子どもたちの死の受け止め方が、大人とは違うので、この子たちならそういう受け止め方をするのは納得できた。3人の少年が孤独だった老人の最期を豊かにしてくれたならよかったと思う。
読了日:08月07日 著者:湯本 香樹実
https://bookmeter.com/books/525855
■スパイガールGOKKO: 温泉は死のかおり (ノベルズ・エクスプレス)
小学生が体験するのは、危ない場面もありヒヤヒヤする内容で、映像的。昔、NHKで夕方小学生向きの連続ドラマがあったが、その放送枠で映像化されるような内容。
読了日:08月05日 著者:薫 くみこ
https://bookmeter.com/books/12995239
■アーヤと魔女
孤児院で育つ最初の場面は『あしながおじさん』を彷彿とさせる。内容的には、『メアリと魔法の花』に似ているところも。二人の悪い大人と戦う場面など。ジブリでアニメ化されるのは、大半はオリジナルになるのだろうか。
読了日:08月03日 著者:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
https://bookmeter.com/books/5197779
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