7月のまとめアップした気になっていました。
2020年7月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:4566ページ
ナイス数:114ナイス
https://bookmeter.com/users/704931/summary/monthly
■てんからどどん (ノベルズ・エクスプレス)
読みやすくて、おもしろかった。好感が持てる話。思春期にある自分を肯定できない気持ちや友達との関係など、対照的な二人だから見えてる景色が違うなど。
読了日:07月30日 著者:魚住 直子
https://bookmeter.com/books/10766568
■Matt
主人公の強い性格は、日本にいたらきっと持たないだろうと思った。オーストラリアの学校生活でも順応しているとは言えないが、自分で道を切り開く力を持っている。日本に住んでいると、差別を感じないが、差別とも闘わなくてはいけない。
読了日:07月28日 著者:岩城 けい
https://bookmeter.com/books/13118313
■となりの火星人 (文学の扉)
優等生のかえでや聡の方が生きづらいのかな。湊は好感が持てる。
読了日:07月26日 著者:工藤 純子
https://bookmeter.com/books/12540711
■トリガー (teens’best selections)
難しい時期に難しいことが重なる。生きている意味を考える時期なのかmしれないけれど、あまり煎じ詰めなくてもつらくなるから。
読了日:07月25日 著者:いとう みく
https://bookmeter.com/books/13250796
■羊の告解
この先もこの子の行末は決して平坦ではないのだろうけれど、生き延びていってほしいな。
読了日:07月24日 著者:いとう みく
https://bookmeter.com/books/13504776
■唐木田さんち物語
幸せな家族は幸せな力を持っていて、他の人も幸せになれるように力を貸すことができるんだな。
読了日:07月24日 著者:いとう みく
https://bookmeter.com/books/12230637
■バドミントン★デイズ (偕成社ノベルフリーク)
理音は言葉遣いから外国人なのかと。ペアを組むスポーツだと自分が抜けると言いにくそう。4人の女の子の視点から描かれ、ライトノベル風ですぐに読める。
読了日:07月23日 著者:赤羽 じゅんこ
https://bookmeter.com/books/13371302
■朔と新
中途失明した朔の性格が、『車夫』の走と似ている気はして、二人は気が合いそうと思っていたら、本当に登場したので驚いた。出版社違うけどと思ったけれど、大丈夫なんだ。『カーネーション』の時もそう思ったが、いとうみくは不機嫌で冷ややかな母親を見事に描くな。その母親の気持ちを敏感な子どもは感じとるなと思う。家族って、関係が切れないから難しいし、お互いに少なからず相手に期待して甘えているから厄介だと思う。いろいろな人が関わっていく素敵な話だった。
読了日:07月20日 著者:いとうみく
https://bookmeter.com/books/15308482
■バンドガール! (偕成社ノベルフリーク)
小学生のバンドものと思ったら、首都移転まで含めた近未来の社会派物語。濱野さん、今どきのネタをよく取材して書かれているなと感心。
読了日:07月20日 著者:濱野 京子
https://bookmeter.com/books/11056587
■カーネーション (くもんの児童文学)
家族であること、愛せない理由がないことの辛さ。単に相性とだけでは片づけられない。桃吾、一喜、柚希の存在に救われる思い。愛子と日和、どちらもひんやりとした心の芯を持っていそうに感じた。その後、桃吾と日和が成長して夫婦になり、子どもを持つようになったら、また愛せないという連鎖はおきないのだろうか。
読了日:07月16日 著者:いとう みく
https://bookmeter.com/books/11882468
■わたしたちの家は、ちょっとへんです (偕成社ノベルフリーク)
ライトノベル風のつくりにしてあるが、抱えている問題は個々にある子どもたち。子どもだけで解決しない問題もあるが、大人が勝手に子どものためと思って決めてしまっていることの弊害ってあるな。だからと言って子どもに決めさせるのも問題だけど、気持ちがたとえ通い合わなくても意見を言う関係だったらいいなと思った。
読了日:07月16日 著者:岡田 依世子
https://bookmeter.com/books/11054473
■歩きだす夏 (学研の新・創作シリーズ)
両親が理解してくれなかった悩みを、父の婚約者が理解してくれる。わかってくれる人がいてよかったと思うと同時に、この出会いがなければ、この子のモヤモヤした気持ちはずっとこのままだったのかな。
読了日:07月14日 著者:今井 恭子
https://bookmeter.com/books/71366
■あした、また学校で (文学の扉)
子どもの傷ついた気持ちに端を発しているが、それが指導にすり替わり、苦情として処理されると、組織の中でまるく収めるという論理になってしまう。特にこの母親の気持ちは、痛切に伝わってきた。学校へ通わせる親として何度も味わった不条理さ。親・子ども、先生といろいろな視点に切りかわっていきことで、それぞれの置かれた立場や考え方もよくわかる。子どもだけでなく、大人も読むべしの一冊。
読了日:07月14日 著者:工藤 純子
https://bookmeter.com/books/14394884
■新訳 メアリと魔女の花 (角川つばさ文庫)
旧訳と読み比べてみたい。展開などが頭に入りづらかった。展開が早く確かに映画化向き。
読了日:07月13日 著者:メアリー・スチュアート
https://bookmeter.com/books/11908291
■となりのアブダラくん
外国人児童が増加している学校にとっては、お互いに理解していくことが、とても切実な問題だと思う。日本語がわからないまま一日を学校で過ごす子どもたちも多い。子どもだけが解決していく問題ではなく、外国人を受け入れて、現場である学校に丸投げをして、支援も市町村に委ねている国こそ考えてもらいたい問題。
読了日:07月11日 著者:黒川 裕子
https://bookmeter.com/books/14580302
■平和のバトン: 広島の高校生たちが描いた8月6日の記憶
作品を描き終わって取材を受けた高校生たちには、迷いはもうすでに迷いはなくやり切った感があるのが伝わってきた。語り部たちが高齢で、遺された若い人たちが、その後も引き継いで活動をつないでいくという趣旨はとてもよく伝わってきた。ただ、自分の子どもがその立場で絵を描くということになったらと思うと、そのことを純粋な気持ちで応援できるかと問われると、そこは葛藤してしまいそう。
読了日:07月10日 著者:弓狩 匡純
https://bookmeter.com/books/13746133
■その景色をさがして (わたしたちの本棚)
母がもういないというその現実の重さにたじろぎながらも、確かに愛されていたとういことに、気づかされる作品。亡くなった人のことをこんな風に描けるっていいなと思った。
読了日:07月10日 著者:中山 聖子
https://bookmeter.com/books/12719999
■秘密基地のつくりかた教えます (ノベルズ・エクスプレス)
塾の先生を巻き込んだり、夜中に子どもたちだけで過ごす、確かに子ども時代にやってみたくなるようなわくわくとドキドキがある。今の時代、正直厳しいだろうなと秘密基地を楽しみつつ、親からするとどうなのか?と思う箇所もあり。テンポよく読みやすい。
読了日:07月06日 著者:那須 正幹
https://bookmeter.com/books/12982006
■アサギをよぶ声
自ら宿命を動かした少女。今後の成長が楽しみ。
読了日:07月05日 著者:森川 成美
https://bookmeter.com/books/6760877
■天使のにもつ (単行本図書)
職業体験の話。読み始めた時、『ケイゾウさんは、四月がきらいです』と『君が夏をはしらせる』をミックスさせたような主人公だなと思って、時々笑ってしまう場面があった。しかし、現在の保育園が舞台であり、『糸子の体重計』からいとうみくは、話のどこかにネグレクトや現在社会にある問題を入れてきた作家だけあって、やはりと思うところがあった。どのような親の元に生まれてきた子どもでも、周りで気づいた大人やこの場合だと中学生だが支えてほしいと切に願う。行政頼みにしていても、この問題は片が付かない。
読了日:07月03日 著者:いとう みく
https://bookmeter.com/books/13558162
■天使のにもつ (単行本図書)
読了日:07月03日 著者:いとう みく
https://bookmeter.com/books/13558162
■図書室で暮らしたい
エッセイなのに、所々涙ぐんでしまうところがあった。本や作家さん、好きなものに関する愛を感じる。「ジャイアンの男気」、子どもたちの様子、見えないもの、そこにある風景を記憶できる人なんだと思う。タイトルをつけるのに悩む箇所が何か所かある。「タイトルの勇気」で『かがみの弧城』で対比される作品『神隠しの教室』を編集者が出してくる場面がある。『神隠しの教室』の作者・山本悦子さんがこのタイトルにいきつくまで何個も考えつくした話を思い出した。私も図書室で暮らしたい。
読了日:07月01日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/9877103
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