2020年6月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:3962ページ
ナイス数:103ナイス
https://bookmeter.com/users/704931/summary/monthly
■11番目の取引 (鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち)
最後に涙する本。生き残った者の悲しみが伝ってくるとともに生きていてよかったと思える本。おじいさんの存在がとても大きくサミを暖かく導き包んでくれる。大きな悲しみを背負って生き延びてきた人ほど幸せになってほしい。
読了日:06月28日 著者:アリッサ・ホリングスワース
https://bookmeter.com/books/13805973
■兵士ピースフル
こんなことがあっていいのか。戦争だから仕方がないではすまされないだろう。平時の時に冷酷な者は、非常時においてはさらに冷酷さを増す。優しい人は、さらに優しい人になる。どちらも自分の心を守ろうとする心の動きなのかもしれないが、優しをを持てない者は許せないと思う。平時でも同調圧力で身動きできないことがある。そんな中抗う人間は真っ先に管理する側の餌食になってしまうのだ。マイケル・モーパーゴが書かずにはいられなかったという思いもよくわかる。読みながら、モーパーゴの祈りが伝わってくるようだった。
読了日:06月28日 著者:マイケル モーパーゴ
https://bookmeter.com/books/475528
■教育激変-2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ (中公新書ラクレ)
巻末には、大学入試センター山本廣基理事長を含めての鼎談があった。
 
その中で、山本理事長は「一方、私立大学のセンター試験利用入試の受験料はだいたい一万7000円ですが、
成績提供手数料としてセンターが大学から受け取るのは一人あたりわずか570円です」と明かしている。
 
つまりその差額は、大学が受け取ることになる。
 
大学入試説明会に参加すると、大学は受験生のチャンスが広がるようにと
 
「センタープラス」を勧めてくるのは、そのためである。今年度は「共通テストプラス」になるのか?
読了日:06月27日 著者:池上 彰,佐藤 優
https://bookmeter.com/books/13634659
■社会の真実の見つけかた (岩波ジュニア新書)
そういえばだが、自分の家の近くに歩行者用の信号が東西はあるのに南北はついていなかった。市民メール・学校・警察など、事あるごとにいろいろな人に話をしていった。そして6年後信号がついたことを思い出した。そう。あきらめず言い続けると確かに変わることがある。p188「しあわせになりたければ、選挙にいけ」不倫報道に気をとれれているうちに、大きな法案が通Kしている可能性がある。身につまされる話ばかり。中高生だけでなく、大人も読んだ方がいい。
読了日:06月27日 著者:堤 未果
https://bookmeter.com/books/2335415
■ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!! (ノベルズ・エクスプレス)
読みやすい文体で、さくさく読めた。みんな一緒にって私はできる時とできない時がある。というよりやりたい時とやりたくない時かな。
読了日:06月27日 著者:イノウエ ミホコ
https://bookmeter.com/books/13117074
■かがくのとも 2020年 07 月号 [雑誌]
光村国語教科書4年「アップとルーズで伝えよう」にも対応できる内容ではないかと思いました。
読了日:06月26日 著者:
https://bookmeter.com/books/15969956
■転換期を生きるきみたちへ──中高生に伝えておきたいたいせつなこと (犀の教室)
中高生向けだが、大人が読んでもいい本。むしろ、大人も読むべしなのではと思う。どの章も本当に考えさせられる。そして成熟した社会とはなにか?今、近未来のあり方を問い直さなくては。
読了日:06月25日 著者:内田樹,鷲田清一,高橋源一郎,加藤典洋,平川克美,小田嶋隆,白井聡,山崎雅弘,想田和弘,仲野徹,岡田憲治
https://bookmeter.com/books/11081447
■ビター・ステップ (ノベルズ・エクスプレス)
脳梗塞を患った後の脳血管性認知症なのかなと思いました。体が動かないだけでなく感情もコントロールできない。
読了日:06月25日 著者:高田 由紀子
https://bookmeter.com/books/13078176
■きみは宇宙飛行士!  宇宙食・宇宙のトイレ まるごとハンドブック
理系でなくてもわくわくします。
読了日:06月25日 著者:ロウイー・ストーウェル
https://bookmeter.com/books/13204793
■ゆかいな床井くん
クラスメイトがたくさん出てくる。読みながらちびまる子ちゃんを6年生せ描いたらこんな風なクラスになったかな?床井くんはだれになるのだろう?なんて思いながら読んでいた。オピニオンリーダーとも違う。その子がいるだけで、淀んだ空気が一新する。そんな子がクラスにいてほしい。
読了日:06月25日 著者:戸森 しるこ
https://bookmeter.com/books/13294381
■セイギのミカタ (ものがたりの庭)
ドキドキしながら読み終わった。どう感想をまとめたらいいかわからないけど、最後泣けた。3人の勇気に乾杯!この分量でこれだけ書ける。すごい!そして佐藤まどかさん、ありがとうと思った。
読了日:06月23日 著者:佐藤まどか
https://bookmeter.com/books/15892190
■マレスケの虹 (Sunnyside Books)
読了日:06月17日 著者:森川 成美
https://bookmeter.com/books/13225239
■ぼくたちのリアル
『トリコロールをさがして』が自分が思ったほどピンとこなくて、こちらを読んでみた。新人賞・課題図書というのもうなずける。男の子の気持ちの描き方がうまいし、気持ちの流れも共感できる。小学生で心理的に母親を喪失するのは非常に辛いなと思う。渡とサジの友情もいい感じ。
読了日:06月16日 著者:戸森 しるこ,佐藤 真紀子
https://bookmeter.com/books/10990737
■地球先生
『ひと』『まち』などとも重なる内容。派遣切りになり、ホームレスになるまではギリギリ抑えている状況から、いかに再生していくか。保証人がない時の部屋の借り方、資格髭右徳穂の方法など、知っているもしくは助けてくれる人がいるかいないかは大きい。食品ロス、ブラックな仕事など現在の日本が抱えている問題がちりばめられている。
読了日:06月15日 著者:宮下 隆二
https://bookmeter.com/books/3174799
■希望の海へ
児童移民ということが行われていたという事実を初めて知った。オーストラリア側は、労働力の確保、イギリス側は人減らしという相互の利害が一致した人権を無視した制度。農場に送り込まれたアーサーやその他の子どもたちが虐待に耐え生き抜いていった最初は衝撃的だった。要所要所で援助者が現れるアーサーが幸せになったいったことがよかった。前半はアーサーの物語。後半は娘・アリーの物語たなる。過酷な航海の中で自分を見失いそうになるアリーの気持ちの動きがよくわかる描写だった。最初から読みやすく、次が気になる内容だった。
読了日:06月14日 著者:マイケル モーパーゴ
https://bookmeter.com/books/8222808
■国語教育 混迷する改革 (ちくま新書)
高校の国語教科書から文学が削減されていくという新聞記事を目にしてから気になっていた本。やり玉に挙げられている文学部国文学科卒だから余計に気になる内容だった。文科省は、どこを見てどんな日本人を育てたくてこのような改革を進めていくのだろう?読んでいくうちに恐ろしい気持ちになっていくと同時に、「読む力」以前に、「話す力・聞く力:の方がなぜ重要視されるのかがわからない。「話す力」は、まず十分に話を聞いてもらったという前提で育つはず。
読了日:06月14日 著者:紅野謙介
https://bookmeter.com/books/14964051
■トリコロールをさがして (ポプラ物語館 80)
女の子の感情ってめんどくさいな。どうしてうまく伝わらないんだろう?って思った時に読むといいのかも。主人公の真青より、真白のはっきりした性格に惹かれる。デザイナーの職業が紹介されているのは、キャリア教育へとつなげる役割を持たせているのだろうか。
読了日:06月13日 著者:戸森 しるこ
https://bookmeter.com/books/15870319
■まち
淡々とした中に、時々思いがけないドラマがあるストーリー。主人公に人としてのブレがないのは、おじいちゃん譲りなのだろう。出てくる人にいい人が多いのは、主人公の人徳ゆえ。
読了日:06月08日 著者:小野寺史宜
https://bookmeter.com/books/14788650

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