第20話「残酷な笑い」2007.7/26up

人気のあるコメディアン・ダギーがクラブのステージ上で突然死んだ。

はじめは笑いを取るための演出かと思われたが、

ダギーは倒れこんだまま死亡していた。

ステージで、ペットボトルの水を飲んだ後、いきなり倒れたのだ。

ダギーが飲んだペットボトルの水には大量の偏頭痛薬が含まれていた。

町外れのコンビニで、少年が同じメーカーの水を飲んで死亡した。

無差別殺人の可能性があるため、町中の同じメーカーのペットボトルを全て回収し調べたところ、

ダギーと少年が飲んだ水が、同じロットナンバーだったことが判った。

また蓋の開けていないペットボトルの中にどうやって薬を混入されたかわからなかった。

グリッソムはボトルに針の後が無いかなど調べていたが、

薬はなんとキャップから混入されていた。

キャップの凹凸のある溝からだんだんと中へ入り込む仕組み。

ペットボトルの水は飲むたびにキャップが閉められるから、

飲むたびに薬の濃度が濃くなっていくわけだ。。。。

犯人はすぐいわかるんだけど、この事件はあまり面白くなかった。~(o _ _)oばたっ


もうひとつの事件は、ニックがブラス刑事からある事件の再調査を依頼される。

バスタブで滑って溺死し事故死として処理された女性の死が納得出来ないらしい。

ブラス刑事はその女性のの死亡で悲観にくれているはずの夫が、

数週間しか経っていないのに妻の保険金で新車のフェラーリを買って、

若い女性とデートしている姿を見かけ疑問をもったのだ。


ニックとサラが被害者の女性が溺死したバスタブがある同じ間取りの部屋で

事件を再現して検証する場面がある。

手すりにつかまって全体重をかけたら、手すりが外れたと報告書に書いてあったが、

サラが体重を掛けて引っ張っても手すりはびくともしない。

ニックが「俺が代わろうか?」と言うと

サラが「私は被害者と同じくらいの体型よ」と言い

ニックが「いや、被害者より魅力的だ」と返すと

サラが「もっと誉めて(笑)」とにこやかに言う。

このシーンがなんとなく印象意的で、サラのチャーミングな顔がなかなか良かったな。


検死官のロビンスは再調査には納得行かない様子だったが、

結局は墓から遺体を掘り起こした再度捜査をした。

すると遺体発見時には見られなかった痣が顔に確認できた。

大きな手のひらが被害者の顔を覆っていたのだ。

彼女はバスタブで顔を押さえ付けられ、溺死されられた。

押さえ付けたのは夫だった。

保険金目当てだ。妻が亡くなるとすぐに保険会社に電話して

「妻が死んだ。金をくれ」って言ってたそうで・・・

なんとも怖い話である。。。