第5話 「父と子と精霊と 」2007.6/25up
マジシャン・ゼファーの最新のマジック“消滅の箱”に入った女性が、消えた。
しかも箱の中に血痕が見つかった。これは事件か?
マジック・ショーの裏舞台を捜査と言うのも興味深い。
不思議なことに消えた女性を誰も目撃していない。そんなバカな。。。。
“消滅の箱”の発明者、ゾーイの家を調べると彼女は行方不明になっていた。
彼女の家にはマジックについて書かれたものと1枚の写真が残されていた。
子供を抱くゼファーが写っていた。
ゼファーが今度は自分自身を消すマジックを披露すると言う。
“消滅の箱”に入ると炎が発生しゼファーは焼死してしまう...。
ゼファーと思われる死体は丸こげで酷い状態だった。
検視の結果、この焼死体はゼファーと同じ系列のDNA。
つまりはゼファー本人か?グリッソムは焼死体の指を切り取り
指紋採取を試みる。すると・・・・
焼死体はゼファーでは無く舞台係りの青年だった。
彼はゼファーの実の息子だった。
焼死体を良く調べると、喉の手前に手術でポケットのようなものを見つけた。
手品で何かを飲み込むふりをする時に使うらしき・・・ポケットだった。
真相は消えた女性を演じていたのは息子。
仮面姿のゼファーを演じてだまされて殺されたのは息子。
ゼファーはまだ生きている。
ゼファーを追い詰め逮捕したグリッソムが「自分の息子をなぜ殺した?」と聞くと
「息子?あれは小道具係りだ」とゼファー・・・・そんな・・・・
この本編に関係ないが、若者に人気のかなり危ない感じのマジシャンが登場する。
カッコはメッチャ派手。
十字架にくくり付けられて両手を杭で打ち込まれ
さらに爆破されて・・・そこから生還すると言うもの
(;-o-)σォィォィ・・・ホントかよ・・・・
怪しいからウオリックに連行されるんだけど
彼がマジックに使ってるネタを前にして・・・・
ウオリックの手に杭を打とうとする。「俺を信じろよ」って
そんなこと言われても怖いだろうが・・・・
ウオリックが手を出すと杭を打ち込んだ・・・
でもね・・・仕掛けがあって、杭は勝手に凹んで血のりが出る仕組み(≧m≦)ぷっ!
悪ぶってたオニイサン「俺って田舎もんなの(笑)」って。
見かけとぜんぜん違う人だったわけだ。
このキャラ、どっかでまた登場して欲しいなあ。
期待してます(*^^*)
もうひとつの事件は、ロックスターのガスがツアーバスの中で死体で発見された。
傍にはヘロインの入った注射器があった。
でも腕を縛った結び目がどこか不自然。
薬の過剰摂取かと思われたが、血中からはヘロインは出てこなかった。何でだあ?
捜査の過程で浮かび上がったのは
ガスの元恋人と思われる女性。彼女はガスの子供が居た。
キャサリンは、ガスが歌うと落ち込むと言う、彼の作った曲の歌詞を繰り返し聴いた。
それは本当に愛した女性に捧げる歌だった。それこそがあの彼女。
彼女はガスが薬をやめないので彼の元を去り
一人で子供を産んで育てていた。
しかし最近彼がしつこく連絡して来て、拒否すると
子供を奪うと脅したので殺害に及んだらしい。
てっきり彼が今でも薬を打っていると思い込み
過剰摂取を演出したがそれが間違いだったのだ。
第6話 「死刑執行停止」2007.6/25up
15年前に女子大生を狙った連続強姦・殺人・死体遺棄事件の犯人マザースの死刑が行われた。
あちらの死刑執行ってあんな感じなのか・・・とちょっと怖かったですね。
薬物を投与して傍観者にその様子を見せた時、
死刑執行中に急遽執行停止の裁判所命令が下った。なぜだ?
マザースは蘇生された。。。。。
キャサリンが新米のころに担当した事件で、当時はDNA鑑定も無く、
でもマザースの犯行に間違いは無かった。
しかしマザース側から、当時の物的証拠のDNA鑑定の依頼を申請され死刑は中止となった。
15年前の毛なので最新のハイテク機材を所有するノーフォークの刑事司法部に鑑定を依頼。
再度、科学的な調査が始まった。
しかしマザースの手口を真似した事件が発生した。
死刑は中止になったがマザースは服役中。有り得ない。何故だ?
15年前の事件はマザースの犯行に間違いない。
しかし彼は誰かの真似をして事件を起こした模倣犯である可能性が浮上。
そして今事件を起こしている人物が真犯人?
怪しい大学教授は出てくるんですが、この事件は解決しないまま終わってます。
どこかで再捜査されるんだろうな。
期待します・・・・