2013年6月25日
放射線治療、スタート。
この日は、この前胸に書かれた×印を参考に新たに油性ペンで線を胸に書かれ、一段と派手な事に
この前のマークは仮のものだったようで、今回書いたマークは絶対消さないようにしてくださいと説明を受ける。消えそうになっても、勝手になぞって書いてはだめなんだって。消えそうになったら書いてよかったのはこの前に限っての事だったのね
台に寝たと思ったら、機械がブーとか鳴った後、あっという間に「終わりましたよ」と言われる。
いつあたってるのかわからなかったと言ったら、ブーというブザーが鳴ってる時だと検査技師のお兄さんが教えてくれる。
10秒くらいのを4回照射したとの事。次から気を付けてみようっと。
完全予約制で、これから毎日同じ時間に行くらしい。
患者さんを間違うと大変なので、検査技師さん達が顔を覚えたいとの事で顔写真を撮られる。
それと、毎日医療費がかかるので限度額を確実に超えるらしく、高額医療費制度の申請をしてくださいとの話があった。
高額医療費制度は、所得や年齢によって医療費がある一定額を超えると、自己負担分はそれ以上払わなくてよくなるらしい。夫の会社の健康保険なので、夫が健康保険組合に聞くと特に手続きはいらないと言われたらしいが、国民健康保険だと自分から申請する必要があるのかな?
この制度、助かりますー
お金が飛ぶようになくなっていき、私の病気のせいで…と悲しくなりますから
本日は2万ちょっとのお支払い。いつもカード払いにしている。
総合病院なのに、会計が早いのがいつも感心する。
これを7月末まで毎日かぁ・・・頑張らなきゃ
照射 2回目~5回目
毎朝、同じ時間に通ってます。
病院に着いて病院を出るまで、ものの15分とかです
予約制なので、大概待たずに名前を呼ばれリニアック室へ入る。
上半身裸になり台に寝て、頭上のバーを両手で持ち、検査技師さん2人が私の体の下に敷いてある青いシートを動かしたりしながら、胸に書いてある線をどこかに合わせ、位置が決まったら動かない。
検査技師さんが部屋から出て行き、照射。
右斜め上に機械が動き、15秒程度のブザーが1回。5秒が1回。
機械が左ななめ下に移動し、また15秒のブザーが1回。5秒が1回。
検査技師さん達が戻ってきて、台を操作して下げてくれて台を降り、終了。
そのまま会計へ行き、毎日6000円程度支払う。会計も早いのであっという間に病院を後にしている。
胸に書いたマークは、消えそうになっていたら、技師さん達がなぞって濃く書いている。
自分の両側に立った男の人にペンで胸に書かれるって、そうない光景で、ちょっと笑える
問題の副作用は、特に今のところはない。
切除部分らへんがしくしく痛い時もあったが、放射線のせいかどうかはわからない。
皮膚の色もまだまだ普通。
ただ、なんか悲しくなるのは自分でも思ってもみない事だった。
手術して、いろいろあって、やっとよくなってきて、一番元気になった頃に放射線。
手術で採り残したかもしれない、小さな小さなガンをこのビームでやっつけてとどめを差してるって思えばいいのだけれど・・・。
時間と共に、手術で採ったから私の体にはガンが残っていない気になってしまっていて、それなのに放射線で体を傷みつけている気がして・・・また病人に戻った気がして悲しくなる。治療中だから病人なんだけども
夫に話すと、「全摘した方がよかった?そうは思わないよ。温存選んだからには、放射線もしてもらわなきゃ困る」と言われ、そうだなと思った。
わかっているけど、なんか悲しい。私だけー?
バーゲンシーズン。
10時前に病院を出る事が多いので、帰りにバーゲンに寄って気分転換
胸元が大きく開いた服は、黒ペンで書かれているのが見えるので、今は首がつまった服を着ている。
下着は、黒ペンで真っ黒になり、油性なので洗濯ではとれない。
黒っぽい下着や洋服を選んでいる。
放射線治療が終わったら着ようと思って、白っぽい服を買った。