皆さま、こんちには
今日は、私の住んでいる場所は晴れです。
冬の晴れた日、とっても気持ちよいものですね。
寒さで縮こまった体も、少しだけ緩むような気がします。
さて、本日のテーマ
カウンセリングって、何をするところ?
ですが、
皆さまは、カウンセリングにどのような印象がありますか?
人が何かに悩んでいる時に、行くところ・・
というイメージは、一般の方でもあるかもしれませんね。
正解です。
ただ、個人的には、もう少し範囲を広げてもいいのかなと思っています。
別にそこまで悩んでなくても利用していいのでは、と思っています。
ケース① モヤモヤした気持ちに整理をつけたい時
話しながら、自分の考えに整理をつけていく、ということがあります。
頭の中で、ずっと同じことがモヤモヤ~としている時。
結論に至るような、至らないような・・
そういう思考の堂々巡りを繰り返している時、
まずは言葉として外に出すことが、整理していくことに繋がります。
そして、これって実は、自分でもある程度はできます。
いわゆる、”ジャーナリング” です。
頭の中に浮かんでくることを、ただひたすら紙に書き出していくという、
”書く瞑想”という方法。
私も、これを毎日取り入れて、習慣にしています。
カウンセリングと近くするためにおすすめなのが、
ジャーナリングを対話形式にする、というもの。
例えば、
「今日はどんな日にしたい?」
「今日は効率よく働きたいし、帰ったらしっかり休みたい」
「じゃあ、そのためには何をしたらよさそう?」
のように、自分の中で、もう一人の自分と対話します。
しかし質問内容は、おのずと自分の中から出てくるものに限られます。
カウンセリングでは、私たち専門家がより効果的な質問をして、問題を明確にしていきます。
ケース② 自分に対する客観的な意見がほしい時
これも、ニーズとしては結構多いのではないかと感じています。
例えば、「人間関係で悩んでいるけど、これって自分に非があるんだろうか?
それとも、相手方の問題なんだろうか?」と。
自分の視点から考えると、どうしても主観が入りますが、
カウンセラーは相談者様と日常の関係性のない第三者なので、
客観的に評価してほしい、ということです。
他にも、ご自身が気づかれていない強みや悩みの傾向なども、
時にはお伝えすることがあります。
自分の良いところ、考え方のクセって、自分では気づきにくいものです。
(私自身も、しかりです)
カウンセリングは、クライエントに有益な”気づき”を与える場でもある
と私は思います。
ケース③ 普段の人間関係からは得られない関わりを得たい時
「え、どういうこと?」って思われるかもしれません。
例えば、人間関係の中の誰もが自分にストイックで、とても忙しく、
人の話をゆっくり聞いていられない雰囲気だったり、
自分の話をすると、傷つくことを言われそう、と思った時。
カウンセラーは、カウンセリング時間の間は他のことは考えず、
クライエントの話を集中して聞きます。
傾聴するだけでなく、クライエントが何を求めているのか、
何を質問すればより問題が明確になり、良い気づきを得られるのか、
真剣に考えながら聞いたり、質問したりします。
時には、役立ちそうな情報提供も。
基本的に、お話の内容や立場を頭から否定することはありません。
その人の気持ちや考え方に寄り添い、考えます。
これはあまり日常の人間関係では得られない関わりであり、
ある程度訓練された専門家でなければ難しいことかもしれません。
自分の考えを否定せずに聞いてほしい、
否定が入ってもいいから客観的に意見してほしい、など
クライエントによってニーズは違うかもしれません。
もしご希望があれば、ぜひ相談開始直後に教えていただければ幸いです。
他にも、もっともっと利用して良い状況がたくさん出てきそうなのですが、
また思いついたときに、書いてみたいと思います。
私がこの記事で何を伝えたいかというと、
カウンセリング=悩む人が行く場所とは限らない、ということです。
極端なことを言うと、特に悩みがなくても行っていい場所だと思います。
「自分と向き合い、少しでも前に進みたい」という気持ちさえあれば。
これもカウンセラーによって考え方に違いがあるかもしれないので、
あくまで私の意見として、お話させていただきました。
では、今日も皆さまの毎日が心穏やかでありますように