神道(しんとう)総合 | 毎日思想・おもしろ出来事出会い系日誌

神道(しんとう)総合

神道(しんとう)とは、日本の民俗的な信仰体系であり、日本固有の多神教の宗教である。

日本列島に住む民族の間に自然発生的に生まれ育った伝統的な民俗信仰・自然信仰を基盤とし
豪族層による中央や地方の政治体制と関連しながら徐々に成立した。

神道には明確な教義や教典がなく、『古事記』『日本書紀』『古語拾遺』『宣命』などといった
「神典」と称される古典を規範とする。森羅万象に神が宿ると考え、天津神・国津神や祖霊を祀り、祭祀を重視する。
浄明正直(浄く明るく正しく直く)を徳目とする。
他宗教と比べて、現世主義的であり、性善説的であり、祀られるもの(神)と祀るもの(信奉者)
との間の連体意識が強いなどといった特徴が見られる。

神道は(1)皇室神道・(2)神社神道・(3)教派神道(神道十三派)・(4)民間神道に分類できる。今日、単に「神道」といった場合には
(2)神社神道を指す。また、何に重きを置くかによって、(a)儀礼を中心とする社人神道と、(b)教学を中心とする学派神道とに分けられる。