父の入っている施設から
月に一度届く請求書とともに
施設での父の様子を
知らせてくれるワーカーさんからの
手紙と
父の写真が同封されて来る
七夕なので短冊に
願い事を書いたとか
猫は今二匹なんやけどな
りゅうが虹の橋を渡った事は
伝えたんやけどな
家族四人か…
父にとって
離れて暮らしていても家族なんや
なぜか
これを見た時に
胸がキュンとした
この頃は受診の付き添いをしても
ありがとうの一言もなかったのに
私への労いの言葉もないのに
それに対して
ちょっと腹をたててる私がいたけど
気にはかけてるんや
コロナ禍と仕事で
孫である息子と娘に
ずいぶん父は会ってはいない
けど
父の中には
娘である私と孫二人が
いつもいるんだ
普段の生活の中で
「愛してる」とか「愛されてる」とか
そんな言葉は使わないけど
私は父に愛されてると思った
幼い頃
甘えたくても
そばにいなかった父
そんな父を魔法を使い
探し出した幼い私
もしかしたら
父は罪の意識を持ちながら
私に接してきたのかもしれない
元気な時は
あれほど
施設に入るのは嫌だと言っていたのに
在宅介護は無理だと
私が施設への入所をお願いしたら
黙って頷いてくれたのも
父の精一杯の愛情だったんだ
歳をとってからの環境の変化は
戸惑う事も多かっただろうが
施設での生活に馴染んでくれた父に
感謝している
施設への入所を迷っていた私に
息子が言った言葉を
思い出した
「毎日顔を突き合わせて
イライラしてるより
施設にお願いして
笑顔で会いに行ってあげる方がいい
優しい言葉のひとつも
かけてあげる方がいい」
たしかにそうやわ
施設入所もお互いのためやったんや
今更ながら
父の愛を感じている
愚かな娘です
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