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二月如月節分の頃
節分の鬼は
自分の中の醜さが
自分の中の燃える修羅が
姿を表したもの
その鬼が
また心に棲みつかないように
追い払うのだとか
そんな話を聞いた
幼い頃
今も
私の中に
棲み続ける鬼が
今宵
姿を表すのだろうか
幼い二人を抱え
生きていくために
鬼にでも
蛇(じゃ)にでもなろうと
思った夜
もう
そんな思いは
いらないはずなのに
吉田神社の篝火に
照らし
照らされ
見た人は
遠い日に
私の手をひき
泣いた人
一筋の涙を流し
残されたものが
忘れないよう
節分の日に
旅立った人
来年は
一緒に行こうね
あなたの好きな雪を見に
あなたの好きな歌舞伎を見に
親不孝な娘が
少しだけ
親孝行になれる夜
二月如月節分の頃
母のぬくもり
身に纏い
母の優しさ
身に纏い
二月如月節分の頃