ありすのブログに
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ありがとうございます
離婚すると決心した私に
届いた神様からの贈り物
その贈り物をしっかり受け取り
離婚に向けて動き出した私
離婚を言い出す前に
どうしても
聞いておきたい事があった
この期に及んで…
もっと格好よく
さらりと離婚したいと
思っていたのだけれど
今までの借金や
いろいろな事の
本当の事が知りたい
すべてはぐらかされて
それで納得してきたのは
夫婦としての関係を
続けていくからだったが
離婚するなら
せめて
今回の借金の本当の理由だけでも
知りたいと思ったのだ
ひとつくらい本当の事を
知ってからだって
遅くない
そう思った私は
まずその話をした
いつもの答えにならない答えを
のらりくらりとはぐらかす様に
とうとう私は
元主人の携帯を手にした
その瞬間
元主人が豹変
飛びかかってきた
これが修羅場と
呼ばれるものか…と
半分は冷めた頭で思いながら
そこでわかった事実は
母が癌の手術をした時の
元主人の行動だった
手術後の付き添いや
父の食事の用意
猫の世話
娘も必死で協力してくれた
そんな中
東京出張だと言われて
疑いもしなかったが
KARAのライブのために
オフ会のために
東京へ出向いていたのだった
驚いた
そこまで自分優先だったなんて
その時間には
帰宅しないと思っていた娘が
偶然その話を聞き
問い詰めた
KARAのグッズや
追っかけのための費用も
借金してたのかは
貝のように口を閉ざし
そして元主人が言った
「お父さんもしんどかったんや」
「好きな事をして何が悪いんや」
その言葉に
今まで父親を庇ってきた娘は
私に言った
一度二人離れたら?
あえて離婚という言葉を
使わなかった娘の気持ちを考えると
今
心が傷む
そして
元主人の頭には別居という
二文字が浮かんだであろう
ほとぼりが冷めたら
この嵐をやり過ごしたら
そうとれる態度だった
けれど
別居してしまえば
一生離婚できない
時間がない
忙しい
そんな理由で手続きできない
そう思ったから
今度は私が
その場をやり過ごすために
心にもない事を告げた
別居はしない
もう一度冷静になって考える
そして
次の日
離婚届を市役所に
もらいに行った
離婚を言い出したら
その場で書いてもらおうと
決めたのだ
私の気持ちのどこかに
まだ躊躇している部分が
あったのだろう
でもこの一件で
今まで感じてきた事は
間違いではなかったと
確信し
ふっきれた気持ちで
離婚を言い出す日を
迎える事となる