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更年期に自転車で転倒
いい歳こいて自転車で転倒。
普段乗っているママチャリは、中学の子供と共有している。
だから一緒にどこかへ行くときは、もう一台の折りたたみ自転車が登場する。
子供と一緒に買い物に行く事になり、私が折りたたみ自転車、子供はママチャリ。
買い物をした帰り道、横断歩道で信号が青になったのが見え、急いで渡ろうとした。その信号は青の時間が短く、この猛烈な暑さの中、赤になってしまって青になるまで待つ、なんて私の頭にはあり得ない話だっあ。
そのとき、風で帽子が飛びそうになったので、左手で頭を押さえて帽子が飛ばないようにした。だから右手だけでハンドルを握っていた。
そして横断歩道を渡る手前で、ブレーキを少しかけたら、一瞬で後ろのタイヤがウイリーして上に持ち上がり、私は放り投げられてしまった。完全に転倒だ![]()
当たり前のことだが、右のハンドルのブレーキは、前のタイヤのブレーキだということなどこれっぽっちも頭になかった。だけど、いつものママチャリならこんなことにはならない。折りたたみ自転車だとタイヤがかなり小さく、又、ブレーキをわずかに握っただけで強くかかるようになっていたので、こんなダイナミックな転び方になってしまった…
地面はコンクリートだった。まず手をつき、次に頬と顎を打ちつけた。
瞬時に、『えっ!私転んだ!嘘でしょ!』と思った。もうかれこれ35年は自転車で転んだことなんてない。こんなこと起こるの⁉️と自分ごとには思えなかった。
一緒にいた子供は、ヘラヘラ笑いながら『大丈夫?』と。人ごとにも程がある💢…というほど、ヘラヘラしていたので、怒りも同時に込み上げて来た。![]()
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我が子ながら、なぜもっと優しく言えないのか…お母さんがウイリーして転んだのを目の当たりにして、なぜヘラヘラ笑ってられるのか……ひょっとしてこれは育て方を間違えたのか…とすら思った😅
とにかく、顔と片腕全体が痛いので、立ち上がれるか不安だったが、意外にも大丈夫だったのでなんとか無事帰宅した。
明日、念のため病院に行こう。まあこの程度なら行かなくてもよいかもしれないが、行かなくてはいけない、更年期ならではの別の理由があるからだ。つづく…
(上の写真は我が家のニャンコ。私がこんな時でもベッドでお股を開いて寝ていた…😺)
