正確に言えば企業ではないのだけど
社労士のテキストにもちょろっと名前が出てくるような組織の
支部に当たる機関に就職。
今思うとなかなか立派なブラックだった。
22時まで残業×23連勤とかしたことがあったり
もちろん残業代は出なかったり。
その上、その組織は暴力が許容され
暴力に耐えながら頑張る人を素晴らしいと
美談にするような所だった。
(さすがに今は改善されてると思うけど...。)
しかしながら、辞めた理由は"ブラックだから"ではなく
とある事件きっかけ。
ある日、事務所内の現金が紛失。
その現金を盗った犯人として、自分が疑われた。
自分的には、状況的に客観的に見れば
自分が1番疑わしいであろう立場だったので
疑われるのは当然かなとは思った。
ただ、別に自分が盗ったとか、そういうわけではないので
普段通りの態度をとっていた。
その上で「疑われるのは仕方がないと思う」
ってニュアンスのことを口にしたら
「疑われてるのに何でそんな平然とした態度取れるの?
普通疑われたら怒るし、あなたが盗ったんじゃないの??」
という具合で...自分が盗ったみたいな雰囲気が固まってしまった。
その後は、罵声を受けたりとか、周りからの当たりが強くなったりとか...。
自分はそこにいていい存在ではなくなった。
その状態に耐えられず、退職を伝えたって流れ。
最終出勤日においても終業後に
「今ならまだ間に合う、正直に言え」
「お前が来るまではこんなことなかったんだ」
「お前のためを思って言ってるんだ」
なんて尋問みたいなことをされ、釈放されたのは23時頃だったかな...。
そんな感じの最後。
入社後程なくしてこのような事態になってしまって...
人も、働くということも、怖くなった。
とは言え、まだなんとか働く気はあり、2社目に続く。