犯人の判らない物語

東野圭吾の【どちらかが彼女を殺した】と【私が彼を殺した】
G.Wに本をまとめ買いしてて、少し前に両方読み終わった。
発行の古い【どちらかが~】から読んでみた。
読み終わって、会社の人にコレ犯人が判らないんだけど読んでみて~
と貸した。
そしたら、彼女も1回じゃ判らないから本買った、と言って返してくれた。
【私が~】の方も買っていた
【どちらかが彼女を殺した】
交通課に勤務する和泉康正の妹が自殺の偽装を施され殺害された。
独自の検証の結果、妹の親友とかつての恋人を容疑者に絞り込む。
自分で犯人を探すため、現場を自殺のように装う。
そこに疑問をいだく練馬署の加賀刑事
犯人はどちらか ???
東野圭吾、練馬近辺がよく登場するなぁ。。。(近いかも・・・)
文庫本なんですが、最後の袋とじになってる”推理の手引き”を読んだけどよくわからな~い
文庫本にはカットされた一言があるそうだ。
これは二転三転して、どっちも有り得りそうだけど、動機としては女の方が強いのかなぁ・・・
もう一回読んでみます。
【私が彼を殺した】
婚約中の男の自宅に突然現れた女性が、その男に裏切られ服毒自殺を図る。
翌日の結婚式でこの男は鼻炎薬と毒をすりかえられ殺害される。
容疑者はこの男の下で働く駿河直之。
妹に特別な思いを寄せる新婦の兄、神林貴弘。
新婦の詩の才能を見出した雪笹香織。
鍵は自殺した女性が残した毒入りカプセルの数と行方。
またまた加賀刑事が真相を暴く。
これは判った気がします
容疑者3人の章からなるストーリーの進め方。
なので、それぞれの視点から見ているので一致しない点もあるのです。
全員が”私が殺してやったのだ”と言っているのです。
そして、両方に共通して登場する加賀刑事。
本の一番最後の行が
『犯人はあなたです。』