お茶のお稽古です。
俵屋吉富さんの、秋は夕暮れです。
季節限定品(8/23頃-11/26頃)。
層を重ねた欧風の焼き生地に秋の夕暮を思わせる淡い栗の小型羊羹を合せた、新しい味わいの京菓子です。
価格:1個 216円5個 1,188円(箱入)10個 2,376円(箱入)15個 3,456円(箱入
お菓子の名前は、シリーズになっていたので、清少納言の、枕草子からとったようです。
枕草子は、長徳2年(996年)にはある程度書きあげられ、その15年後までに完成したと思われる日本最古の随筆。
筆者は歌人の清原元輔(きよはらのもとすけ)の娘である清少納言。

秋は夕暮。夕日のさして山端(やまぎわ)いと近くなりたるに、烏(からす)の寝所(ねどころ)へ行くとて、三つ四つ二つなど、飛び行くさへあはれなり。まして雁(かり)などのつらねたるが、いと小さく見ゆる、いとをかし。日入(ひい)りはてて、風の音(おと)、蟲の音(ね)など。(いとあはれなり。)
【現代語訳】
秋は夕暮れが良い。夕陽がさして、もう山の端に落ちるかどうかという時間、カラスが塒(ねぐら)へ帰ろうと、三羽四羽、二羽三羽と飛び急ぐ姿ですらしみじみとさせられる。まして雁などが連なって飛ぶのが大層小さく見えるのは趣深いものだ。
陽が沈んでから聞こえて来る風の音や虫の声などは、今更言うまでもないであろう。
学生の頃を思い出しました。
懐かしい

茶花は、
見返り草、サクラダテです。