一乗院に荷物を預け、さっそく奥の院へ
高野山の中心地(観光協会案内所がある)千手院橋からですと、
徒歩はけっこう距離があります
「世界遺産きっぷ」りようの場合、高野山内のバスは乗り放題なので、
バスの時間を調べつつ、利用することをお勧めいたします
「奥の院」バス停周辺
大型観光バスが停まれるよう、広々とした駐車場があります
中の橋の入口右脇にあるお茶屋さんでちょっと休憩
これ、かなり美味しかったですよ~
アイスの下の緑色の抹茶ババロアみたいのが、意外と濃厚ぷるるん
こちらのお茶屋さんは、高野山のお土産で有名な「みろく石」の『かさ国』さん経営です
さて、ここから奥の院に参拝します
訪れたのは10月の中旬過ぎでしたが、もう紅葉がちらほらと
奥の院の御廟橋までは参道の両脇に供養塔が続きます
その数、20万基ともいわれる墓石群ですが、写真に収める気持には
最後までなれませんでした
織田信長や武田信玄、上杉謙信など、歴史上のそうそうたる人物の
供養塔が並びます
そして、御廟橋
ここから先は高野山の霊域です
なぜかわかりませんが、涙が自然に溢れ出てなりませんでした
御廟橋の先には、1300年前に空海が世の平安を願って入定された窟があり
その上に廟が建立されたそうです
空海は今でも生きていると思われており、毎日御廟に供物(食事)が届けられています
御廟橋の先の神聖な空気感は、その場に行った人にしか感じられない
ものだと思います
空海の霊性というより、長く高野山をよりどころにしてきた多くの人々の思いの
篤さが醸し出す神聖さだと、私は思います
この場所に来られたことに感謝したい気持ちでいっぱいになる
そんなお参りになりました