八日目の蝉 (中公文庫)/角田 光代
¥620
Amazon.co.jp


永作さんと井上真央さん主演で映画が公開されましたね

観に行きたいなぁと思って、まずは原作を読んでみました



昔から、映像より文章で入っていきたいタイプで、原作のある

映画はなるべく読んでから映画鑑賞しています

(どうやらラストなど違う展開のようですね)



思ったより深いカンジの作品でした

というのは、角田さんは『対岸の彼女』が何かの賞を取った際に

読んでいまして、どちらかというと「それではてなマーク」的な合わなさ加減を

感じていたのです


「八日目の蝉」では、不倫相手の乳児を連れ去り育てるという衝撃的な

事件ながら、第1章では連れ去った希和子の目線

第2章では薫=恵理菜の目線に事件の流れを補足的に話が進んでいくので

登場人物それぞれの想いをシンクロしながら感じるコトができるストーリーです


偶然ですが、昨年旅行した瀬戸内の島が舞台のひとつになっているので

親近感もわきました



映画も楽しみです音譜