黄金町の名画座「ジャック&ベティ」にまたまた行ってきました
先日の未公開映画祭の予告で見た『フードインク』
観てきました
内容は、巨大な少数の企業に牛耳られて、ここ50年間で大きく様変わりした
アメリカの農業・食品事業についてのドキュメンタリーです
あまりに機械化、システム化された食品工場の実態に、ぞっとしますよ
とはいえ、内容自体は以前読んだ
「ファストフードが世界を食いつくす」と同じ流れだったので
(著者のエリック・シュローザーも映画に出演していました)
知らなかった衝撃はなかったのですが
- ファストフードが世界を食いつくす/エリック シュローサー
- ¥1,680
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農家に対する訴訟攻撃や、巨大企業に有利な法案をはじめとする
政治への関与などは「ここまでするの」とあっけにとられます
「企業は利益を追求する団体」という側面もありますので、作品中に
登場する部分だけで判断するのは酷かなとも思いますが、
少なくとも一消費者として
知るコトのできる事実については知る努力を放棄しないでいたいなと
思わせる映画でした
この映画の最後にもメッセージが流れますが、
1日に3回、私たちは現状を変えるチャンスを与えられているんです
食事をするそのひとくちひとくちが、私の体と世界を造っているのですから
本だけでもぜひ