小暮写眞館 (100周年書き下ろし)/宮部 みゆき
¥1,995
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思ったよりも読むのに時間がかかりました

厚くて持ち歩けないという点と、一気に読める宮部節的なカンジが

今回はなかったせいでしょうかねぇ


ここ数日、病に伏して家で大人しくしていたので

ようやく読み終えたってところです



とはいえ、読後感は悪くありませんよ

もともとクレバーな子供の登場する話が好きなので音譜

でも、宮部さんにしては意外に展開があっさり!?読めちゃうところが

ありましたね



以下少しネタばれします…



家族を失う事が、沁みるように気配の一部になること

全員が自分のせいだと感じることなど

経験者にはわかる痛みが少しずつちりばめられて

そういう経験をした人はちょっと心が鳴りますね



あと、垣本さんにはちょっと「火車」の面影も感じたりして笑


久しぶりに「物語」を満喫しました

天童荒太さんとか読み返してみようかな・・・