- 小暮写眞館 (100周年書き下ろし)/宮部 みゆき
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思ったよりも読むのに時間がかかりました
厚くて持ち歩けないという点と、一気に読める宮部節的なカンジが
今回はなかったせいでしょうかねぇ
ここ数日、病に伏して家で大人しくしていたので
ようやく読み終えたってところです
とはいえ、読後感は悪くありませんよ
もともとクレバーな子供の登場する話が好きなので
でも、宮部さんにしては意外に展開があっさり読めちゃうところが
ありましたね
以下少しネタばれします…
家族を失う事が、沁みるように気配の一部になること
全員が自分のせいだと感じることなど
経験者にはわかる痛みが少しずつちりばめられて
そういう経験をした人はちょっと心が鳴りますね
あと、垣本さんにはちょっと「火車」の面影も感じたりして
久しぶりに「物語」を満喫しました
天童荒太さんとか読み返してみようかな・・・