今回の明日香村のお目当てその2は
『飛鳥寺』です
596年蘇我馬子が発願して創建された日本最古のお寺
かつては壮大な伽藍だったそうですが、時の流れとともに、
現在は再建された金堂を残すのみとなっています
こちらが今回ぜひお参りをしたかった飛鳥大仏
(画像はお借りしました)
日本最古の仏像です
室町以降お寺が荒廃する中で、一時期は雨ざらしになり
破損し、頭と指しかなかったそうです
発掘により現在の姿に修復され、お体には接ぎが見受けられます
堂内は写真撮影可だったのですが、なんだか恐れ多くて撮影は
遠慮しました
その分、住職さんにお話を伺う事も出来て、空いている時期に参拝
できたことに感謝
大仏がまっすぐを向いていない気がして質問をしてみました
本当の理由はわかりませんが、聖徳太子の誕生の地「橘寺」を
向いているという説もあるそうです
奈良の仏像(飛鳥時代)の特徴、少し微笑んで見える
「アルカイックスマイル」の仏様が大好きな私
飛鳥大仏の特徴としては
手の指と指の間にはひだがついていて繋がっているのですが、
これは
「何人たりとももらさず救い上げる」
という仏の教え表しているそうです
長年の風雨や火災を超えて現存する歴史の重みをそのお姿に
垣間見て、とても感銘を受けました
シンプルなお守りを頂いて帰りました
ちなみに…蘇我入鹿の首塚もあるのですが、この首塚
お寺の裏手の田んぼの中にひっそりとありました
歴史と生活が混在するすごい町ですね