三重県四日市市の鍬田基子です
久しぶりではありますが
今の気持ちを忘れないようにする為にも…
投稿しました
タイトルでもある内容
生徒さんへの思い
長く続けて頂いている方は特に
思いも深くなります
特に大人の生徒さん
私が講師としてレッスンを
本格的に始めたのは20年以上前
その頃から続けて頂いている生徒さんも
始めた頃が50代だった方は70代に
60代だった方も今は80代です
途中ご病気などでお休みされても
その後
頑張って復帰される方も
たくさんいらっしゃいます
講師と生徒の関係ではあるけれど
人生の先輩としてたくさんの事を教わったり
レッスン以外での
プライベートな事をお聞きしたりと
生徒さんとの関係性も
より深くなります
でも1番辛く悲しい出来事なのは
生徒さんの死
今年に入ってすぐの2月
突然の生徒さんの訃報
あまりのショックでレッスン前だったので
「先生今日のレッスンはもういいからね」と
もう1人の生徒さんと
泣きながらお話ししました
情けないですがレッスンできないほど
本当に辛かったです
そしてまた今日も
生徒さんの訃報を聞く事に…
闘病生活おそらく10年以上になる
生徒さんでした
覚えているのが
病気が分かってすぐに
私に報告してくれました
「この病気はだんだんと
こうなっていくのですが
キーボードはできる限り続けたいから
迷惑かけるけれど
それでも良いですか?」と
それから入退院の繰り返しの中
ずっとレッスンは辞めないでいてくれて
ここ5~6年は車いすで
通って来て頂いてました
小さい体で
指がまともに動く事ができなかったですが
キーボードが本当に大好きで
新しい機種が出たらすぐ購入して
操作はすぐに覚えて
楽しんでいらっしゃいました
最後にお会いしたのは去年の12月
「きよしこの夜」を演奏されました
会話はなかなか難しかったですが
いつも笑顔で帰られる姿忘れません
ご冥福をお祈りします
出会いがあれば
どんな形でも別れはありますが
たまたま講師と生徒として
縁があって出会い
レッスンだけのお付き合いですが
長くなればなるほど
1人1人思いは深くなっていきます
今回のような辛い出来事は今までに
何回も経験はしているのですが
これからも
「こんな素敵な生徒さんがいたな」と
忘れずに思いだして
いきたいなと思いました
ありがとうございました