ケンカしない人が相性のいい相手なのかも。

そう思っていた時期がありました。

私も結婚するまではわりとそう思ってたんですよね。

 

 

言い合いにならない。
気まずくならない。
ぶつからない。
いつも穏やか。

 

 

そういう人となら、

長くうまくいくんだろうなって。

 

 

もちろん、

ケンカなんてしないで済むなら、

その方がいいです。

 

 

穏やかに話せる。
意見が違っても、落ち着いて伝えられる。
不満が大きくなる前に話せる。

 

 

本当はそれがいちばんいい。

でも、恋愛も結婚も、

人と人が近い距離で続いていくものだから、
どうしてもすれ違う日はあるんですよね。

 

 

言ったつもりなのに、伝わってなかったり。

相手の何気ない一言に、思ったより傷ついたり。

分かってほしかっただけなのに、
なぜか責めてるみたいな言い方になったり。

 

 

だから、幸せな関係に必要なのって、
ケンカを一度もしないことだけじゃないと思うんです。

 

 

大事なのは気まずくなったあとに

 

黙るのか。
逃げるのか。
なかったことにするのか。
相手だけを悪者にするのか。

 

 

それとも、少し時間がかかっても、
もう一回ちゃんと向き合おうとするのか。

 

 

ここなんですよね。

長く続く関係って、問題がない関係じゃないです。

 

 

問題が起きたときに、
2人でどうにかしようとできる関係。

たぶん、そっちなんだと思います。

 

 

たとえば、

何か言ったあとに相手の機嫌が悪くなる。

 

それだけで、

 

「言わなきゃよかった」
「私が我慢すればよかった」
「また面倒くさいって思われたかも」

 

って、

すぐ自分のせいにしちゃうことがあります。

 

 

逆に、相手が黙ると、
こっちも怖くなって、それ以上何も言えなくなる。

 

本当は話したいだけなのに。

でも、気まずくなるくらいなら、
もういいやって飲み込んでしまう。

 

 

そうすると表面上は平和になれるけど。

でも、心の中には少しずつ残っていく。

これが地味にしんどい。

 

 

ケンカがないから安心なんじゃなくて、
どちらかが我慢しているから静かなだけ。

 

 

ケンカするほど仲がいいなんて言葉もあるけれど。

毎日のようにぶつかる関係がいいわけじゃない。

 

 

傷つけ合うことを、
「本音で向き合ってる」みたいには言いたくない。

 

 

私が言いたいのは、
ケンカできる相手がいいよ、

って話ではなくて。

 

 

意見が違ったあとに、
関係を雑に扱わない人がいいよね、

ってこと。

 

 

相性がいい人って、

何も起きない人じゃなくて、

 


何か起きたあとも

関係を雑に扱わない人なんだと思います。

 

 

気まずくなったときに、すぐ終わりにしない。
少し時間がかかっても、戻って話そうとする。

 


どちらが正しいかで勝つより、

ふたりで続ける方法を探そうとする。

 

 

そういうところに、

その人との未来って出ます。

 

 

もちろん、本当に合わない相手もいる。

 

何度話しても歩み寄れない。
こっちの気持ちを軽く扱われる。
毎回こちらだけが折れている。
話し合おうとすると、いつも逃げられる。

 

そういう関係まで、無理に美化しなくていい。

 

 

でも、たった一度のすれ違いだけで、
「ケンカしたから相性が悪い」
と決めてしまうのは、少し早いかもしれません。

 

 

見るべきなのは、ケンカしたかどうかより、
そのあとに何が起きたか。

 

 

ちゃんと謝れるのか。
相手の話を聞けるか。
少し落ち着いてから話し直せるのか。
同じことを繰り返さないようにできるか。

 

 

ここに、その関係の強さが出ると思います。

 

 

復縁でも、ここはかなり大事。

 

 

別れたあとって、どうしても


「まだ好きか」
「連絡していいか」
「戻れる可能性はあるか」


に目が向きます。

 

 

でも本当に見たいのは、
もう一度戻ったとして、

前と同じ問題が起きたときにどうするかなんですよね。

 

 

前に話し合えなかったこと。
我慢していたこと。
逃げてしまったこと。
分かってほしかったのに、うまく言えなかったこと。

 

 

そこを見ないまま戻ると、
一度は近づけても、

また同じところで苦しくなることがあります。

 

 

復縁って、以前に戻ることじゃなくて、
前より向き合い方を変えていくことなんだと思います。

 

 

だから、幸せな関係の条件のひとつは、
ケンカしないことだけじゃない。

 

 

もちろん、

最初からケンカせずに向き合えるなら、

それがいちばんです。

 

 

でも、もし気まずくなってしまったときに、
相手を敵にしないでいられるか。
勝つためじゃなく、分かり合うために戻ってこられるか。

長く続く関係には大事なんですよね。

 

 

完璧に話し合える人なんていません。

 

 

自分だって、相手だって余裕がない日はある。
言い方を間違える日もある。
分かってほしい気持ちが強すぎて、

うまく伝えられない日もある。

 

 

だからこそ、相性を見るなら、
穏やかな日だけじゃなくて、

気まずくなった日こそよく見てください。

 

 

幸せな関係って、ずっと穏やかで、

何も起きない場所ではないのかもしれません。

 

 

すれ違ったあとに、
もう一度ふたりで座り直せる場所。

 

私は、そういう関係も

幸福の条件のひとつだと思っています。
 

 

復縁版はこちら⇩