〜もしも~伝えたい




冬の枯れ葉が散るように
このまま私が年老いて
記憶の形があやふやになりだしたら

貴方の名前忘れたとしても
私と言う命の欠片だけでも忘れないでほしい


星が降る夜二人して
夢を語っていたことさえ止めて
願いを掛けた流星の速さに笑ったね

涙を見せずに影で貴方が
一人泣いていたことさえ

忘れたくはないけど年老いて
もしも病に苦しむ時が来たら
きっと貴方の名前心で呼んで
呼んだ心の奥に涙流すでしょう


もしも私が
さよなら言わずに居なくなったとしたら

もしも貴方が私より先に
私の名前さえ思い出せなくなった時

もしも
もしも

伝える言葉失ったとしても


もう一度貴方の名前呼んで
流星に止めた夢の続きを

記憶が薄れるその前に
貴方と損気楼の中で夢叶えましょう




詩と写真・





去年の12月に創作したもの。
公開したのかは不明だけれど、今回少し推敲しての公開。

写真は今年の11月のもの。