来月ある妹の結婚式前に

美容院に行きたかったので

つーちゃんを義理母に預けて行ってきました


私は美容院難民でして、

自分に合う美容院をもうかれこれ

数年間探し求めています真顔



前回の美容院は、

半年通い続けましたが、

「前回と同じ髪型で…」とオーダーしたのに

ヘルメットみたいな髪型にされたので

行くのをやめました笑




そして、今回は初めて行く

美容院を予約しましたほっこり



 

その美容院には

若い男性と50代位の女性の

2人の美容師さんがいました。



平日ということもあり

客は私しかいませんでした。



私には若い男性の美容師さんがついて

頭皮のチェックもしてくれて

カラーもいい感じに仕上がり、

シャンプーも気持ちいいし、いい香りちゅー

首にホットタオル当ててくれるのも

気持ちいい〜。


そして、コーヒーに

お菓子沢山付いてくるラブラブ



私の中では高評価です。

また来たいな~と思えるお店でした。



 

そのとき、30代位の女性が来店して

50代の美容師さんが接客に入りました。

 


狭い店内、一つ椅子を挟んでですが

会話が丸聞こえです。


 

「最近出産されたって

 いつご出産されたんですか??ハサミ


「9月に出産したばかりなんです~ラブラブ


「実は、私の娘の子供も

 今4カ月なんですよ~爆笑





…おっ、つーちゃんと同級生だ。

私の子も今4カ月なんですよ~



なんて会話に入っていけるはずもなく…

私は黙って雑誌を読んでいました。

 

そして二人は、

赤ちゃんトークに花を咲かせます。




今、体重どのくらいですかぁ?

母乳だけですかぁ?

もう寝返りしますかぁ?

予防接種のロタって高いですよねぇ。

上の子の赤ちゃん返りありました?

里帰りしなかったんですか?


…などなど話していました。

アメブロでもよく上がる話題ですねぇデレデレ




そんな2人の会話を聞いて




何だろう。


この胸がざわざわする気持ち…




この女性すごく幸せそうだな…。




表情は見ませんでしたが

会話を聞いているだけで

幸せいっぱいな感じが伝わって

率直にそう思いました。









羨ましいなぁ…









 

私だって自分の子供のこと話したい…

でも堂々と話せない…


一体、いつになったら

つーちゃんの障害のことを

受け入れられるのかな


いつになったら堂々と出来るのかな


人と比べてもしょうがないのに


どうしてこんな気持ちになってしまうのかな

 




女性たちの幸せそうな話を聞いて、

すこぶる落ち込む私…




こういうのは良くあることだ。


よくある美容院での会話。

女性たちは何も悪くない。


私がスルースキルを身につけなきゃチーン

強くならなくちゃ。




はぁ~

でも、早く家に帰りたい…




鏡に写った憂鬱な自分の顔を見ながら

そう思いました。


 

 

そのうち、女性のカットが終了し

会計を済ませて帰っていき

再び店内の客は私1人だけになりました



ほっ。

これでしばらく静かだわぶー



 



そう思ったのも束の間

美容院の扉が開き、誰かが入ってきました。

 

女性の美容師さんと新しく入ってきた女性

奥にあるソファーで話をしています。



接客って感じじゃないなぁ。

誰だろう???業者の人?えー?




 

あれ、違う…



赤ちゃんの笑い声


そして、二人の女性が赤ちゃんをあやす声


 




今入ってきたのは、

美容師の女性の娘さん

4ヵ月の赤ちゃんでした。



母親の経営してる美容院に

子供連れて遊びにきたってことかしょんぼり



「おてて、おいし~の?」


「ほら、笑ってる!!可愛いねぇ~♡」


「もう本当に一気に成長したよねぇ…」




狭い店内に響き渡る楽しそうな声


時々聞こえる赤ちゃんの喃語…







「あっ、パパのこと気になるのかな?

 ほらパパの方見てるよ~」




 

えっ…今、私の髪の毛切ってる若い男性、

赤ちゃんのパパなんやガーン




家族経営かぁ…

 



そして丁寧なカットが終わり。


仕上がりは、まぁまぁです。



赤ちゃん達がいるソファーの前に

私のコートやバッグがあったので、

それを取る際にチラッと見ましたが

声をかけませんでした。



つーちゃんに障害がなければ


「私の娘も4カ月なんですよぉ!」

「可愛いですねぇ!」



お世辞をかました世間話位は

したかもしれないけど


変に突っ込まれて

これ以上落ち込むのも嫌だし

そそくさと私はお店を去りました。

 



このモヤモヤした私の気持ちがなければ

また行きたいお店…


数か月経てば、私の心境も

変化あるんだろうか…ガーン



なんて思いながら自宅に帰ると、





つーちゃんは

すやすや寝てくれていましたぐすん




1度も起きなかったらしい。


本当にお利口さん。








美容院で他のママさんが羨ましいと

思ってしまったこと…


つーちゃんに申し訳なく思いましたショボーン




そして、寝ているつーちゃんに向かって

私は「ごめんね」と謝りました。


おわり