7/27
つーちゃんと一緒に退院する日
その日は、すごく暑い日でしたが、
初めて外に出る日。
人の目がやっぱり気になりました
産後の説明をする為に
助産師さんが病室に入ってきました
そして、一緒につーちゃんが退院するときに
着せる服を選んでくれました
半袖しかなかったので
急きょパパがつーちゃんのベビー服を
買いに行ってきて
1時間弱一人で悩んで買ってきてくれました
でもパパが西松屋で買い物してきた時の
事を話してくれて、とても楽しそうでした
妊娠中に赤ちゃんの服を選ぶのが
嬉しかったし、幸せでした
女の子だし、
「可愛い〜」なんて言いながら
ピンクのレースの服とか
花柄とか可愛くて沢山買っちゃったけど
産後、よく見たら全部半袖
夏生まれだから、ついうっかりでした。
腕の事があるから
それは着せてお外に行けないなぁ。
あの時は、こんな風になるなんて
思わなかった。
考えてたらまた涙がポロポロ
助産師「ママのペースで頑張ってね。
きっと大丈夫だよ
また顔見せに来てね」
助産師さんも涙ぐみながら
そう言ってくれました。
病室にパパと長男くんが
迎えに来てくれました。
長男はタイミング悪く
手足口病に罹ってしまい、
1週間ぶりに会えました。
会ったらギューって抱きしめたいっ。
早く会いたいって毎日思ってました
「ママー!」
と久々の感動の再会かと思いきや、
病室のドアを開けるなり、
すぐつーちゃんの元へ
「可愛い〜〜」「ちっちゃーい」
と初めて見る妹に惚れ惚れ
長男くんとは、無事その後
感動のハグをしました
当たり前に元気に産まれてくると
思っていた赤ちゃん
知って欲しいのは、
赤ちゃんが産まれても
悲しい涙を流している
お母さんがいるということ
NICUに泣きながら
通っているお母さんがいるということ
当たり前に、無事に健康に
産まれてくる事は奇跡なんだということ
でも、つーちゃんが産まれたことも
奇跡なんだよなぁと
最近思います
私が退院した日に長男が手紙をくれました
切迫早産で1ヶ月入院したり、
つーちゃんを出産した時も
入院が長引いちゃったりして
長男はとても淋しい思いをしたと
思います
手紙には何度も消しゴムで
消した跡があって、頑張ったんだなぁと
思ってとても感動しました
ママだいすき
つーちゃんと家族との生活が始まります