週が明けて、頭部のシャントとお腹の管から出ている髄液の細菌検査がされる
共に陽性でどうもシャントに菌が住みついているみたいと事
このままではいつまで経っても次のステップには進めない
現に娘の調子は今ひとつで、車椅子に座れているけど首が自力で持ち上がらなくなっていた
先週入れ替えたばかりのシャントを抜いてしばらくドレーンチューブを入れて抗生剤投与をする事となる
今度は水の流れを調節するバルブが無いのでバッグの位置とお腹のチューブの位置を下がらない様にしなければならなかった
水が抜け過ぎてもダメなんだそうだ
チューブとの入れ替えて手術は3時間ほど
帰ってきて暫くO先生が水の流れを見るた為に病室に張り付いていた
その時少し世間話をしたんだが、その先生は朝でも夕方でもいつも居る様な気がする
実際には休日や半日の日もあるらしいけど「大学病院の給料では生活が苦しいので夜勤のバイトや外勤にも出るんです」と笑いながら話していた
何でも娘と近い年の娘さんがいるそうだ
改めて先生って大変な仕事なんだなと思った
もちろんこの病院でも当直の日があって、当直明けの先生の顔はお疲れモード全開
そういえば、あの嫌な先生。次の日の朝の回診メンバーに入っていて「昨日はありがとうございました」と声をかかると少しだけ笑って「いいえ」と言っていた
あの先生も彼方此方と外勤をされているみたいだから やっぱりヤル気はあるのかな…
娘の状態も少しずつ安定してきて 再び車椅子にも乗れる様になってきた
首からはドレーンバッグをぶら下げるので水が溜まると重くなって益々頭が持ち上がらない
リハビリも再開したんだが殆どの進まずストレッチとバランスを取るので精一杯
この先どうなるのか不安で堪らない時期だった